私は小学生2人の子どもを育てる主婦です。最近、同じく2人育児に奮闘中のお友達からこんな声を聞きました。

ワンオペで子ども2人をお風呂に入れるのがしんどい!
毎日の「しんどい」も、事前準備や入れ方のコツを知れば負担がぐっと減らせます。便利グッズも上手に活用してワンオペお風呂を乗り切りましょう!
お風呂前にタオルや着替えなど必要備品を準備し、兄弟の入浴順番を固定して、バスチェアやお風呂マットなどアイテムを活用すると今のしんどいを抜け出すことができます。
この記事では、私が「しんどい」から抜け出した経験をもとに、ワンオペで子ども2人を一緒にお風呂に入れるときの準備や手順、おすすめグッズを紹介します。
- ワンオペお風呂を乗り切るための事前準備
- 子ども2人を入れる手順
- ワンオペお風呂で役立つ便利グッズ5選
一日の終わりのお風呂の時間に、ほんの少しだけ「楽しい」が増えますように。
\ワンオペ育児のヒント/


ワンオペお風呂しんどい!を乗り切る事前準備


ワンオペで2人の子どもをお風呂に入れる毎日は、本当にしんどいですよね。
お風呂に入る前の準備をきちんとしておくことが、しんどいワンオペお風呂から解放される第一歩です。



あらかじめお風呂上がりの動きを想定してしっかり準備することで、しんどい思いをせずに済みますよ!
まずは、脱衣所と部屋の温度を調節し、それぞれに必要なものを準備します。すぐに使えるようにセットしておきましょう。
お友達の家族(子ども2人:3歳/7か月)を例に、ワンオペのときに脱衣所と部屋に事前に準備しておくとよいものをまとめました。
- 脱衣所の準備
- 部屋の準備
脱衣所の準備
- ハイローチェアや座布団など
- タオル(人数分より多め)
- 下の子の着替え
- おむつ・おしりふき
- スキンケアアイテム
ハイローチェアや座布団には、下の子の着替えとおむつをセットしておきましょう。その上にバスタオルを広げておきます。
上の子に何か手助けが必要になった場合に、下の子をすぐに置ける場所があると安心です。
タオルはおむつを履く前におしっこをして汚してしまう場合もありますので、多めに用意しておきましょう。
\ママと一緒に使える保湿クリーム/


部屋の準備
- 長座布団やおふとんなど
- タオル
- 着替え
- 飲み物・ミルクなど
- 綿棒
- おもちゃや絵本
- ドライヤー
脱衣所と同じく、部屋にも下の子をすぐに置けるように、長座布団やお布団などを準備しておきます。
お風呂上りにミルクを飲ませる場合は、粉ミルクを計量しておいて水筒にお湯を用意しておくとスムーズです。
ドライヤーで髪を乾かしている間、待っているのは子どもにとってはつまらないものです。お気に入りのおもちゃや絵本を用意しておきましょう。



子どもの年齢や発達によって準備するものが変わってきますので、その時期にあったものを用意してくださいね。
ワンオペお風呂の入れ方!子ども2人を入れる手順


ワンオペのときはお風呂に入る順番も重要です。
スムーズにお風呂の時間を終えるために、洗う順番と上がる順番を決めておきましょう。
“3歳と7か月の子どもをワンオペでお風呂に入れる”ことを想定した手順の一例を解説します。
- 洗う順番と入れ方
- 上がる順番と入れ方
洗う順番と入れ方
上の子 → ママ → 下の子
きちんと脱衣所の温度管理ができている状態であれば、事前準備でセットしたバスタオルの上におむつ一枚で待ってもらいます。タオルをかけてあげてくださいね。



浴室のドアはできれば全部閉めず、下の子の様子が見える状態にしておきましょう。
子どもが退屈しないように、お気に入りのおもちゃがあるといいですね。
必要であればここで一度湯船に入ってもOKです。髪を洗ったらゴムやクリップでまとめておくとよいです。
全員洗い終わったら、湯船から出る前に温もっておきましょう。
お決まりの流れにすることで、ママは“考える”という負担が減り、子どもは先が読めることで安心して行動できます。
上がる順番と入れ方
下の子とママ → 上の子
上がる順番は、洗う順番と逆にするとスムーズです。
脱衣所のタオルをセットしたハイローチェアや座布団に下の子を置き、拭きます。
おむつだけ履かせたら冷えないようにタオルを体にかけて、ママも自分の体と髪を拭きましょう。
下の子とママ自身に保湿クリームなどを塗り、スキンケアをします。



ママのスキンケアは後回しになりがちです。下の子と一緒にママもクリームなどを塗ってしまうのがおすすめですよ。
下の子に服を着せ、ママもパジャマなどを着ます。ママ用バスローブがあると便利です。
最後に、上の子のお世話(拭く、スキンケア、着替え)をします。
ママが下の子や自分の支度をしているときも、上の子に話しかけるなど、よく様子を見て危険がないかなどをチェックしましょう。
ワンオペのときは、事前準備や入浴の手順は“ルーティン化”するのがおすすめ!
ワンオペはお風呂グッズを活用しよう!便利アイテム5選


ワンオペでのお風呂は猫の手も借りたいほどの慌ただしさですよね。
しんどいワンオペお風呂の見方となる便利グッズを5つご紹介します。
- バスチェア
- お風呂マット
- フード付きポンチョ
- 大人用バスローブ
- 吸水性の優れたタオル
便利なお風呂グッズを使えば、効率的にかつ安全にお風呂タイムを乗り越えられますよ!
①バスチェア
ワンオペで2人をお風呂に入れる場合、上の子の対応も必要になる場合があります。ママの手が空いている状態を作れるバスチェアを浴室に置くことがおすすめです。
我が家はアップリカのバスチェアを使っていましたが、両手が使えるので便利でした。
背もたれの角度も3段階で変えられるので、成長に合わせて使い勝手が良かったです。
\ハンドルの取り外しができて乗せやすい/


②お風呂マット
ワンオペで2人をお風呂に入れるときに注意しなければならないのが、上の子の転倒ですよね。
動きたい盛りの子に「動かないで!」はききません。
お風呂マットを浴室の床に敷いておけば、滑って転倒するリスクを減らすことができます。
マットに直接座ることもできるので、ひとり座りが安定した下の子を遊びながら待たせることもできます。
\折りたたんで小さくしても使える/


③フード付きポンチョ
お風呂から上がったら、冷えないように一秒でも早く拭いてあげたいと思いますよね。
逃げ回る子どもを追いかけまわして、拭くのも一苦労です。
子ども用のフード付きポンチョがあれば、体も頭も覆えるので、冷えから子どもを守れます。
\くま耳がかわいい/


④大人用のバスローブ
ママは子どものお世話に忙しく、体を拭くことでさえままならないこともありますよね。
意外と見落としがちなのが、ママのための便利グッズです。
大人用のバスローブがあると、濡れた体にさっと羽織ることができて便利です。
ママがバスローブを羽織って、子どもたちをハグしてあげると、拭きながら子どもたちを笑顔にできて一石二鳥です!
おすすめは肩が隠れるもの。すぐに授乳やミルクをあげなければならない場合も、冷えずに対応できます。



私が使っていた犬印のバスローブは前にボタンがあり、そのままの格好で授乳もできました。
\前ボタンで授乳も簡単/


⑤吸水性の優れたタオル
意外と時間がかかるのが、ドライヤーで髪を乾かす時間です。
ママ自身のドライヤーの時間は十分に取れない場合が多く、子どもも乾かすのに時間がかかると飽きて逃げ出しますよね。
吸水性に優れたタオルを使ってタオルドライをしっかりすれば、ドライヤーの時間も短縮できます。
時短グッズを使ってドライヤーの時間を削減して、少しでも負担を減らしてくださいね。
\吸水性抜群/


まとめ


- ワンオペお風呂の「しんどい」は、事前準備や入れ方のコツを知ると負担が軽減
- ワンオペお風呂の事前準備①脱衣所の準備②部屋の準備
- 2人の子どもをワンオペで入れる時に洗う順番は、上の子→ママ→下の子
- 2人の子どもをワンオペでお風呂に入れたときにお風呂から上がる順番は、下の子とママ→上の子
- ワンオペお風呂の便利アイテム①バスチェア②お風呂マット③フード付きポンチョ④大人用バスローブ⑤吸水性の優れたタオル
日中の家事や公園遊びでへとへとになった状態で、2人をお風呂に入れるのは本当にしんどいですよね。
事前準備や入浴の手順をルーティン化したり、便利グッズを上手に活用して、体力的にも精神的にも負担を減らしてくださいね。
体調不良や生理、疲労などでどうしようもなくしんどいときには、別々の時間に入れるという選択をすることもできます。
お風呂をパスして蒸しタオルで拭いてあげるだけの日があっても大丈夫ですよ!
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