もうすぐ初めての出産を迎える私の友人から、里帰り出産について相談を受けました。里帰り準備をしていると荷物が多く悩んでいました。

里帰りにベビー布団って必要かな?
荷物が増えるし、実家にあるもので代用できたら楽なのになぁ
約1~2カ月の短期間での里帰り。実家までの移動距離が長いと、余計に荷物を減らしたくなりますよね。



私は実家が近いからベビー布団を持ち運びしたけど
実家に合った座布団・タオルでも代用してたよ!
私はきちんと調べないまま安全面のみ気をつけて使用していたため、この機会にどんな方法があるのか詳しく調べてみました。
里帰りにベビー布団は必ずしも必要ではなく、実家にある座布団やバスタオル、大人用布団の端を代用品として使うママは多いということがわかりました。
里帰りのベビー布団を代用する際は、「硬さ・清潔さ・安全さ」をしっかり確認することが大切です。
この記事を最後まで読むと、里帰りの移動や荷物・過ごし方の不安が少しでも解消され、今後の育児も「あるもので代用してやっていける」という自信につながります。
- 里帰りのベビー布団代用方法
- 里帰り中赤ちゃんが快適に眠るための季節ごとの工夫
- 里帰りベビー布団を持ち運ぶ・代用・レンタルなどとのメリットデメリット比較
- 里帰りのベビー布団の代用アイデア5つ
- 里帰りのベビー布団を代用する際の注意点
育児における「身軽さ」「柔軟さ」は、ママの心を軽くしてくれる要素になっていくことでしょう。
里帰りのベビー布団は代用できる!





初めての出産だから、特に安全面が気になる…
ベビー布団以外にも、快適に寝かせられる方法があるのかな
里帰り中、赤ちゃんとの寝床に「ベビー布団は本当にいるのか?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
里帰り先ではベビー布団の代用が可能なので、必ずベビー布団を準備しないといけないわけではありません。
里帰り先でベビー布団を準備しなくても、赤ちゃんを衛生的かつ快適に寝かせられる選択肢があります。
- ベビー布団をレンタルする
- 自宅からベビー布団を持ち運ぶ
- 実家で新たに購入する
選択肢はさまざまで、それぞれにメリット・デメリットがあります。
次の項目では、各選択肢の特徴を比較しながら解説していきます。
ベビー布団の特徴
そもそもベビー布団の特徴ってどんなものがあるのでしょうか?
- 窒息や沈み込みを防ぐため、敷布団がしっかり硬め
- 通気性抜群の素材(ガーゼ・綿・パイルなど)
- 洗える&丸洗いできるタイプが多いため、衛生面も安心できる
- パーツが細かく分かれており、季節や気温に応じて調整しやすい
- 移動用・ベビーベッド用に、ミニサイズの展開もアリ
ベビー布団をまだ購入しておらず、持ち運びのものを検討している方には、折り畳み式のベビー布団もおすすめです。
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こうやって見てみると、ベビー布団の持ち込みも悪くないかもね
でも、自宅用で買ったベビー布団は、レギュラー(普通)サイズなのよね~
移動距離が短く、荷物やコスト面で問題がなければ、代用以外の選択肢も可能です。



ベビー布団のレンタルって初めて聞いた!
コストはかかるけど、こういう選択肢もあるんだね
ベビー用品レンタルサイト「ベビレンタ」や「ナイスベビー」で、ベビー用品をレンタルするのも一つの手です。



それぞれにメリットはあるけど、安心安全に過ごせるなら、代用でも十分良いかもね!
赤ちゃんにとって安全で快適な環境はもちろん大切ですが、「特別なものがなければ寝られない」というわけではありません。
工夫しながら、今あるもので安心して過ごせる環境を整えてあげましょう。
里帰りのベビー布団、代用する際の注意点





代用品を使う場合も、安心安全に使えるのか一番気になる
初めての赤ちゃんだからこそ、不安になるし大切にしてあげたい!
実家にあるものでベビー布団の代用ができるといっても、赤ちゃんの寝床づくりで最も大切なことは「安全性」です。
具体的に代用するときに注意するポイントは以下の4つです。
- 柔らかすぎる寝床はNG
- 顔まわりに物を置かない
- 清潔を保つための工夫を
- 周囲の大人との価値観の違いにも配慮
まだまだ自分で身動きが取れない赤ちゃんにとって、環境をしっかり整えてあげることは必要不可欠です。
ベビー布団の代用アイデアでもお伝えしたように、代用品を使う際は以下のポイントをしっかり押さえておきましょう。
①柔らかすぎる寝床はNG
大人用の布団やマットレスはふかふかで気持ちよく感じますが、赤ちゃんには沈み込みすぎて窒息の危険性が高まります。
特に新生児は顔をうまく動かせないため、さらに注意が必要です。敷布団の代用には、ある程度の硬さがあるものを選ぶようにしましょう。



硬いのって、背中が痛くないのかな?って思っちゃってた…
生地選びが重要ね
②顔まわりに物を置かない
ぐるみやブランケット、タオルが顔まわりにあると、呼吸を妨げる危険性が高まります。
寝ている間は、まわりをスッキリさせておくことが鉄則です。



下の子が生まれたとき、上の子のおもちゃやぬいぐるみが近くにあって
ヒヤヒヤしたな…寝床はシンプル一択だね!
③清潔を保つための工夫を
代用する布団やタオル類は、こまめに洗濯して清潔を保つことが大切。
とくに肌に直接触れる敷タオルや掛け物は、よだれや汗・吐き戻しで汚れやすいため何枚か替えを用意しておくと安心です。防水シーツがあると、交換や洗濯が楽に済むため便利です。
④周囲の大人との価値観の違いにも配慮



お母さんが子育てしていた頃は、厚着させてたよ
親世代と現在の育児の常識は、全く違うところがあります。
今はSIDS(乳幼児突然死症候群)への対策が常識になっています。
SIDS(乳幼児突然死症候群)とは‥‥健康だった赤ちゃんが、何の予兆もなく眠っている間に突然死亡してしまう症状のこと。
上記の注意点をしっかり押さえることで、SIDSを防ぐことにもつながります。
実家の家族と話すときは「最近はこういうのが推奨されているみたい」とやんわり伝えると、トラブルになりにくいので、遠慮せず伝えていきましょう。
里帰り中赤ちゃんが快適に眠るための季節ごとの工夫





季節によって、代用品の工夫も必要だよね
赤ちゃんにとってベストな環境を作ってあげたい!
赤ちゃんは体温調節が苦手なため、季節ごとの寝具選びや室温管理がとても重要です。
「暑すぎず寒すぎず」「呼吸がしやすい」寝床づくりを心がける必要があります。
ここでは、ベビー布団の代用品を使う場合の気温や湿度に合わせた工夫について、季節別にご紹介していきます。
ここでのポイントをしっかりと抑えて、赤ちゃんの心地よい眠りをサポートしていきましょう。
夏(暑い時期)
汗っかきな赤ちゃんには、通気性の良い素材を選びましょう。ガーゼや綿100%のタオルがおすすめです。
座布団などの上にも、バスタオルを重ねて汗の吸収を促しましょう。
エアコンの風が直接当たらないよう場所を調節し、室温は26~28度を目安に設定します。



わが子も本当に汗っかき。環境に敏感な子どもは
ちょっとした温度の変化でも睡眠の妨げになるもの
必要なら、扇風機やサーキュレーターで空気を循環させるのもおすすめです。
冬(寒い時期)
冬は、つい布団を厚くしてしまいそうですが、重ねすぎ・顔回りの掛け布団は窒息の原因になることもあります。



温めすぎるのって良くないんだ!
冬でも厚手の代用品は避け、室温20~22度、湿度は50~60%を目安に温度調節しましょう。
厚すぎないスリーパー(着る布団)での体温調節が安全で安心なため、検討するのも方法の一つです。
春・秋(気温差が大きい時期)



案外この時期が一番難しいかも…
うちの子はよく鼻風邪引いてたなぁ
昼と夜の気温差が大きくなるため、薄手のタオルやガーゼタオルを重ねて調節できるようにしておくのがベストです。
厚そうなら一枚減らす、寒いなら下半身にもう一枚掛けるなどして、柔軟に対応していきましょう。
エアコンは冷えすぎ・乾燥に注意。加湿器や濡れタオルで温度調整をするのがおすすめです。
ベビー布団持ち運び里帰り他方法の徹底比較





じゃあ実際に、どれが一番いいんだろう?
私みたいに、荷物を減らして楽に里帰りするならどれがあってるかな?
里帰りする場合のベビー布団の選択肢をメリット・デメリットは以下の通りです。
方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
代用 | ・荷物が減り、コスト削減 ・準備が楽。 | ・安全性の配慮、準備に工夫が必要 |
持ち運び | ・安心設計 ・追加のコストなし | ・荷物が増え、かさばる ・移動が大変 |
レンタル | ・清潔で手軽 ・移動や里帰りの場所取り不要 | ・費用がかかる ・在庫や返却の手間がある |
実家で購入 | ・ママの負担軽減 ・その後の入園準備や兄弟で使いまわせる | ・収納スペースの問題 ・短期間のみには不向きな面も |
続いて、①代用②持ち運び③レンタル④実家で購入4つの選択肢のメリットデメリットを深堀していきます。
①代用
ベビー布団を代用すると、荷物が減る・コスト削減・準備が楽といったメリットに、安全性の配慮や準備の工夫が必要なデメリットがあります。
短期間の里帰りでベビー布団を準備せず代用して過ごしているママは多いです。
里帰り出産のときにはママのものに加えて赤ちゃんのものも持ち運ばないといけないので、荷物が増えがちです。
代用する方法は工夫次第で様々な方法がありますし、いざ産まれるとベビー布団で寝かせようとしても赤ちゃんが泣いて寝てくれず添い寝することもあります。
使うかどうかわからないこともありますので、まずは里帰り時に準備せず、産まれてから親のサポートをもらって準備するという方法も1つの手ですね。
②持ち運び
ベビー布団の持ち運びには、布団が安心できる設計であることと追加のコストがかからないメリットに、荷物が増えて移動が大変なデメリットがあります。
ベビー布団を実家用と自宅用の2つ準備すると、費用がかかることに加えて、保管時の衛生状態も気を使いますよね。
もし里帰りの頻度が低く、出産時以外は実家ではなく自宅で過ごすことがほとんどでベビー布団がないと不安なら、2つ準備するよりは持ち運びの方が金銭的・衛生的にもメリットが大きいでしょう。
持ち運びとはいっても必ず移動時そばに置いておく必要はありませんので、実家で出産前に購入し、帰宅時には郵送するのも1つの手ですね。
③レンタル
ベビー布団レンタルは、清潔で手軽かつ移動時に場所取りが不要なメリットと、費用がかかり在庫確認や返却の手間がかかるデメリットがあります。
ベビレンタ、ナイスベビー、愛育ベビー、かしてネッと、ホクソンベビー、べびーあいらんど、ベビーズママ、ベビーランドなど様々な企業が、有料ですがベビー布団レンタルサービスを提供しています。
主なベビー布団レンタル企業3つを以下にまとめました。
ナイスベビー | 組布団8点セット最短2週間¥4950~ |
アカレン | ミニベビー布団セット最短3日¥1881~ |
ベビーランド | ミニ布団6点セット最短2週間¥3520~ |
レンタル会社にもよりますが、レンタル期間によって金額も異なります。
~1か月の短期だと3000円程度、~3カ月の中期だと8000円前後、半年で10000円程度の費用がかかるため、期間によっては購入するほうが安い場合もありますので、よく考えて利用しましょう。
④実家で購入
ベビー布団を実家で購入すると、ママの負担が軽減でき入園での再利用や兄弟での使いまわしが可能なメリットと、使わない時期の収納スペースの問題や短期間には不向きなデメリットがあります。
産前の余裕のある時に準備したいと思うものですが、親の助けがあるなら里帰り時に実家の近くで購入するのも一つの手ですね。
インターネットで購入し、届けてもらう場所を実家にするのもいいでしょう。
兄弟がほしい、産後保育園に通わせるつもりといった場合には、ベビー布団が2つあっても困らないので、持ち運び用のベビー布団を実家で購入して使用するのもいいですね。
里帰りのベビー布団アイデア5選!





実家にあるもので代用できるとしたら、実際にどんなものがあるかな?
冒頭でお伝えしたように、私も代用品で過ごした経験があります。代用品アイデアとして以下の5つをご紹介します。
- 座布団・長座布団を使用する
- バスタオルやフェイスタオルを使用する
- 大人用布団の端を活用する
- ラグマットやカーペットの上にタオルや防水シーツ
- 一時的な寝床としてベビーバスや授乳クッションも
どれも安全面に配慮しながら、実際に多くのママたちが試している代用アイデアです。
①座布団・長座布団を使用する
硬めの座布団を2枚並べ、敷布団代わりにします。
長座布団だと大きさもちょうどよく、充分な寝床となるので、ご家庭にあるとおすすめです。



里帰りのときは座布団を使ってたよ
程よい硬さで、移動も簡単だから常にそばにいられるのがメリット!
座布団の上にバスタオルを敷くと、汚れた際も安心です。
使い古した座布団は生地がよれていることも。柔らかすぎないように注意し、段差がないように整えるのがポイントです。
②バスタオルやフェイスタオルを使用する
清潔なバスタオルやフェイスタオルを敷布団・掛け布団の代わりに使用します。暑い時期は、掛け布団の代わりにガーゼタオルを使用することも方法の一つです。



とにかく準備が簡単!
敷布団代わりのタオルは2枚重ねて安定感出すのがおすすめ
おむつ交換や吐き戻しなど、汚れてしまった場合も対応しやすいため、人気の方法です。
顔に覆いかぶさってしまわないよう、体に掛ける位置の調節も忘れず行いましょう。
③大人用布団の端を活用する



夜間授乳や夜泣きがあると思うと、なるべく赤ちゃんのそばで寝ていたいよね
大人と一緒に寝かせるのは、沈み込みによる窒息や押し潰しなどの危険性が考えられます。
そのため、布団の一部(なるべく端など)を使って、赤ちゃんだけの平らな寝床を作るようにしましょう。
布団の上に、バスタオルを敷くなどして沈み込みを防ぐと安心です。
④ラグマットやカーペットの上にタオルや防水シーツ
ラグマットやカーペットが硬めの場合、その上にタオルや防水シーツを敷いて寝かせることもできます。



生地が柔らかいマットは、窒息や沈み込みの原因になるから素材に注意が必要だね
また、清潔に保つためや、おむつ交換・吐き戻しの対応を即座に行えるよう、直に寝かせるのは避けたほうが良いでしょう。
⑤一時的な寝床としてベビーバスや授乳クッションも


ベビーバス、授乳クッション(囲めるタイプ)はどちらも柔らかいため、長時間の使用には不向きです。
しかし、その上にバスタオルなどを敷き、フラットな状態を保てばクッション性のある寝床となり快適に過ごしやすくなります。
短時間で目の行き届く場所である場合、使用するのも一つの手ですね。
まとめ


- 里帰りのベビー布団は、実家にあるものや手持ちのもので十分代用可能
- ベビー布団を代用すると手間もコストもかからないというメリットが強い
- 里帰り中ベビー布団を代用する他にベビー布団の持ち運び・レンタル・実家が購入などの選択肢がある
- 移動時の荷物が増える・コストがかかるというデメリットの多さから「代用」を選ぶママは多い
- ベビー布団の代用品として①座布団②バスタオルやフェイスタオル③大人用布団の端を使用④ラグやカーペットの上にタオル等使用⑤ベビーバスや授乳クッションがある
- 季節ごとの工夫として、代用品の素材やタオル枚数の変更・温度調節を取り入れるとよい
- 季節ごとの工夫を取り入れることでママも赤ちゃんも安心して過ごせる
- 実家の代用品を使う際の注意点は、赤ちゃんの体に負担がかからないよう①硬さ②清潔さ③安全さをしっかり確認すること
初めての里帰り出産。遠方の行き来は特に、荷物やコスト、快適さが気になりますよね。
私のように実家が近くだとしても、初めての里帰りの際は何もかもが心配でした。
今回、実家にあるものや手持ちのものでベビー布団を代用する方法を知ることができ、赤ちゃんとの初めての生活を安心して迎えられることでしょう。
ただ代用アイデアを試してみるだけではなく、安心安全で衛生面に気をつけながら、生まれたばかりの赤ちゃんをしっかり守ってあげたいものですね。
この記事で紹介したアイデアやポイントが、ママたちの里帰り育児のヒントになると嬉しいです!
心身ともに、なるべく居心地の良い里帰り出産となりますように♪
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