お年玉の入れ方で折らない方法!写真付きで解説!三つ折りのやり方と年代別の金額相場も紹介

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年末年始になるとお年玉の準備が始まりますね。意外と気になるのが「お札の入れ方」ではないでしょうか。

悩めるママ

お年玉のお札ってどういう風にポチ袋に入れるんだっけ!?

お年玉としてお札を入れる時、「折るのと折らないのとどちらが良いのか」「折らないで入れる時の入れ方はどうなのか」、マナーを知りたくて調べてみました。

結論から言えば、お札は折らずにそのまま入れる入れ方がより正式で丁寧な渡し方です。ポチ袋に入れる際は、肖像画を表面の上側にして入れることが正しいとされています。

この記事でわかること
  • お札を折らないお年玉の入れ方と基本のマナー
  • 三つ折りの折り方入れ方の実用的ルール
  • 子どもの年齢別の金額相場

この記事を読めば、誰に渡しても失礼にならない「お年玉のマナー」がわかりますよ。

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目次

お年玉の入れ方で折らない方法と基本のマナー

お年玉でもお札は折らずに入れるほうが、より正式で丁寧な渡し方とされています。

ただし、きれいな状態で入れるためにはいくつかのマナーがあります。

お札はなるべく新札を用意し、折らずに入るポチ袋に正しい向き(表前で肖像画が上)で入れる!このことを意識して用意しましょう。

ここでは、お札を折らないでポチ袋に入れる際のマナーについて詳しくご紹介します。

新札を使うときちんと感アップ

「お年玉に絶対新札」というわけではありませんが、折らずに入れる場合は、シワの少ない新札のほうが見栄えが良いです。

新札は銀行窓口で両替してもらえます。しかし、窓口が開いている時間に行けないという場合は、銀行によっては両替機が設置されており、新札を指定して受け取ることも可能です。

一部の銀行ATMには「新札で引き出す」機能が備わっている場合もあります。

直前で用意できていないと焦ってしまうので、早めに用意しておくようにしましょう。

どうしても新札が用意できない場合は、アイロンの低温~中温で軽くプレスするだけでシワがほぼ消え、十分きれいになりますよ。

折らずに入る「大判のポチ袋」を選ぶのがポイント

一般的なポチ袋の多くは、お札を三つ折りにして入れるサイズで作られています。

お札を折らずに入れたい場合は、「万型ポチ袋」という大判のものを選びましょう。

最近は100円ショップでもお札を折らないで入れられるポチ袋が増えています。

私が行ったダイソーにも20種類程度の万型ポチ袋が売られていました!

万型ポチ袋は、親戚や祖父母世代にも丁寧な入れ方として違和感なく受け取ってもらえるため、折らずに渡したいママに人気です。

もし、「店頭で気に入るものが見つからない」または「お店に探しに行く暇がない」という場合、ネットで探してみるのはどうでしょう。

この記事の中でもいくつかご紹介していますが、Amazonや楽天には安価で可愛いポチ袋がたくさん取り揃えられていますよ。

「向き」が大事!正しい入れ方は?

お札を折らずに入れるとき、最も大切なのは「向き(表裏·上下)」です。

お札を折らないでポチ袋に入れる時、お札の表面を前にし、肖像画が袋の上側にくるように入れるのが正しい入れ方です。

お札や硬貨に表裏があるのは知っていますか。

肖像画がある面が「表」、肖像画ではなく建物や風景などが描かれている面が「裏」です。硬貨は、絵柄が書かれている方が「表」、金額が書かれている方が「裏」です。

お金の表

こちらの面が正面を向くように

ポチ袋に入れましょう!

お札を折らないで入れる場合、表を前に向け、肖像画が袋の上側にくるように入れるようにしましょう。

この向きは、「お札に敬意を払い、丁寧に扱って渡す」という考え方に基づいています。

名前の書き方

お年玉では、お札の入れ方だけでなくポチ袋に書く「名前」も意外と迷いやすいポイントです。

折らずに丁寧に入れていても、名前の書き方が雑だと、少し残念な印象になってしまうこともあります。

表面には「渡す相手の名前」を書き、裏面には「自分の名前」を書きましょう。

ポチ袋の表面に書く名前は、フルネームでなく「○○ちゃん」「○○くん」のように下の名前だけでも問題ありません。小さな子にはひらがなで書くと、よりやさしい印象になります。

そして、ポチ袋の裏面には、自分の名前を書いておくとより丁寧です。

名前を書いておくと、親戚が集まる場で「誰からの誰へのお年玉か」が分かりやすくなり、あとから管理もしやすくなります。

必須ではありませんが、特に年齢が小さい場合や複数人に渡す場合はおすすめです。

名前があることで、「あなたのために用意しました」という気持ちが伝わり、よりきちんとした印象になります。

お札を折らずに入れる方法は、より丁寧で見た目もきれいな渡し方です。一方で、ポチ袋のサイズや状況によっては、三つ折りで入れるのが自然な場合もあります。

次の章では、「折って入れる場合の正しいマナー」について見ていきましょう。

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お年玉の入れ方で三つ折りする場合のマナー

お年玉のお札は、折らずにそのまま入れるほうが、より正式で丁寧な渡し方とされています。そのため「折ってしまったら失礼なのでは?」と心配になりますよね。

ただ、一般的なポチ袋は三つ折りを前提に作られているものが多くあります。そのため、「新札を三つ折りにして入れる」方法も一般的なマナーのひとつです。

三つ折りにする場合、肖像画が内側にくるように丁寧に折り、上下を間違えないようにポチ袋に入れましょう。

「折る=マナー違反」というわけではありません。

この章では、三つ折りの正しい折り方·入れ方、避けたい折り方について詳しくご説明します。

基本の折り方

お年玉でお札を折る場合、基本となるのは三つ折りです。

これは昔からある正式な包み方で、「お金を丁寧に扱っています」という意味があります。

正しい三つ折りの折り方
STEP
肖像画がある面を上にして置く
STEP
お札の左端を肖像画の左輪郭に合わせて谷折りで折る

お札の種類に関わらず、肖像画の左輪郭に合わせて折るときれいに折ることができます。

STEP
お札の右側を重ねて折る

この形であれば、一般的なポチ袋に無理なく収まり、マナー的にも安心です。

肖像画を内側に収めることで、お札を守る·包み込むという意味合いになります。見た目にも落ち着いた、きちんとした印象になります。

せっかくの新札なので、折り目はゴシゴシつけるのはなく、封が閉まる程度にふんわりと折るのが良いでしょう。

折ったあとの入れ方にも注意

お札を折って入れる場合でも、入れるときの向きは、折らない場合と同じ考え方が基本になります。

折り方だけに気を取られてしまいがちですが、実はこの「向き」が、お年玉の印象を左右する大切なポイントです。

三つ折りに折った時に、「下に数字が書いてある面」をポチ袋の表向きにして入れるようにしましょう。

  • 肖像画が外側·下向きになっている
  • 折り目がバラバラで整っていない
  • 無理に押し込んでポチ袋が膨らんでいる

このような入れ方では、せっかく三つ折りにしていても「慌てて用意した」ように見えてしまいます。

折る·折らないに関わらず、「表に向ける面に気を付けて、上をそろえる」この2点を意識するだけで、きちんとしたお年玉になりますよ。

実はNG!避けたい折り方

お年玉は気持ちを包んで渡すものなので、折り方ひとつで印象が大きく変わります。

二つ折りや四つ折りは、お年玉としては避けたい折り方です。

折り方NGな理由
二つ折り簡易的でラフな印象になりやすく、「とりあえず折った」ように見えてしまうことがあります。お年玉にはあまり向きません。
四つ折り何度も折ることでお札が傷みやすく、雑な印象を与えてしまいます。また、「四」が「死」と同音で縁起が悪く不向きです。

特に四つ折りは、「袋に入らないから仕方なく…」とやってしまいがちですが、お年玉には避けたい折り方です。

お札を折ってポチ袋に入れる際に大切なのは、

  • 新札を使うこと(なくてもなるべくきれいなお札を使うこと)
  • 丁寧に折ること
  • 正しい向きで入れること

この3点が守られていれば、折って渡しても失礼にあたることはなく、十分に気持ちの伝わるお年玉になります。

入れ方のマナーが整うと、次に迷うのが「金額」ですよね。最後に、未就学児から大学生まで、年代別のお年玉相場をまとめてご紹介します。

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お年玉の入れ方で相場はいくら?年代別の金額と考え方

お年玉の金額については、基本的に「お札を前提にした相場」で考えるのが一般的です。

相場は、未就学児1,000円、小学生低学年1,000円~3,000円、小学生高学年3,000円~5,000円、中学生5,000円、高校生5,000円~10,000円、大学生10,000円(または5,000円)です。

お年玉は「お金そのもの」よりも、「成長を祝う気持ち」を形にして渡すもの。

その意味でも、扱いやすく、見た目にもきちんとした印象のお札の入れ方が選ばれることが多いのです。

未就学児(3~6歳)

未就学児のお年玉の相場は1,000円です。

未就学児の場合、お年玉の金額そのものよりも「お正月にもらう特別なお金」という体験が大切にされます。そのため、相場は1,000円がもっとも一般的です。

最近は500円玉を使う家庭もありますが、誤飲の心配や管理のしやすさを考えると、1,000円札で渡すほうが安心という声も多く見られます。

ポチ袋に入れて「自分のお年玉」として渡すだけで、十分喜んでもらえる年齢です。

小学生低学年(1~3年生)

小学生低学年のお年玉の相場は1,000円~3,000円です。

小学校低学年になると、「お金をもらう」「自分で使う」という意識が少しずつ芽生えてきます。

そのため、未就学児と同じ1,000円にする家庭も多い一方で、成長に合わせて3,000円程度まで増やすケースもあります。

この時期は金額の差に敏感になりやすいため、兄弟やいとこ同士で大きな差をつけないことがポイントです。

小学生高学年(4~6年生)

小学生高学年のお年玉の相場は3,000円~5,000円です。

高学年になると、お年玉の金額をはっきり認識するようになり、「いくらもらったか」を友達同士で話すことも増えてきます。

そのため、相場は3,000円が中心で、やや多めにする場合は5,000円とする家庭もあります。

この年代では、「去年より少なくならない」ことが大切。

前年から急に下げると、がっかりさせてしまうこともあるため、少しずつ増やすイメージで考えると安心です。

中学生

中学生のお年玉の相場は5,000円です。

中学生になると、部活や塾、友人との付き合いなどで使うお金の幅が広がります。

そのため、お年玉の相場も一段階上がり、5,000円が最も一般的です。

5,000円札1枚で渡せるため、見た目もスマートで管理もしやすいですね。

親戚間でも認識がそろいやすく、「迷ったら5,000円」という入れ方が多いです。

高校生

高校生のお年玉の相場は5,000円~10,000円です。

高校生になると、アルバイトを始める子もいますが、それでもお年玉は「特別なお金」として受け取られることが多いです。

相場は5,000円が基本で、学年が上がるにつれて10,000円にする家庭も増えてきます。

特に高校3年生や受験生の場合は、「応援の気持ち」を込めて多めに包むケースもあります。

ただし、親戚間のバランスを見ながら決めることが大切です。

大学生

大学生のお年玉の相場は10,000円(または5,000円)です。

大学生になると、「お年玉はもう終わり」と考える家庭と、「学生の間は渡す」と考える家庭で分かれやすくなります。

渡す場合の相場は、10,000円がひとつの目安です。

一方で、毎年続ける負担を考えて5,000円にする、大学卒業を区切りに終了するという選択もよくあります。

金額より「もうすぐ社会人だね」「立派になったね」と成長をねぎらう言葉を添えることが大切。お年玉の締めくくりをやんわり意識してもらえる渡し方にもなります。

お年玉の相場はすべて「お札ベース」で考えるのが基本です。

年齢に応じて少しずつ金額を上げ、前年より下げない入れ方を意識すれば、迷わず準備できます。

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まとめ

  • お年玉のお札の入れ方は「三つ折り」もマナーとして正しいが、折らないで入れるほうがより正式で丁寧
  • 折らない場合の入れ方は、肖像画を表にし、袋の上側にくるように入れる
  • 新札が理想だが、用意できない場合もきれいな状態を意識すればOK
  • 折らずに入れたいときは、万型(大判)ポチ袋を選ぶのがポイント
  • ポチ袋の名前は、表に相手の名前/裏に自分の名前を書くと丁寧な印象に
  • 三つ折りの入れ方は、肖像画を内側にして谷折りが基本で、向きにも気を付ける
  • 二つ折り・四つ折りは避ける
  • お年玉の金額相場は年齢ごとにあり、基本はお札ベースで前年より下げないのが安心

お年玉は「金額」だけでなく、渡し方や準備の仕方に心遣いが表れるものです。

折らないで新札を入れる、名前を添える、袋の向きを整える。そんな小さな工夫が、受け取る子どもや家族に「大切に用意してくれたんだな」という温かい気持ちを伝えます。

忙しい年末年始でも、少し早めに準備しておけば慌てずに済みますし、渡す瞬間も安心して笑顔になれます。

お年玉は単なるお金ではなく、新しい一年を祝う心の贈り物。マナーを整えることで、より丁寧で気持ちのこもったお年玉になりますね。

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