夏の保温弁当は大丈夫?食中毒を防ぐ使い方解説!保温弁当箱の選び方+レシピも紹介!

夏に保温のお弁当箱を使っても大丈夫なのか、冷たくてもおいしく食べられるメニューはあるのか、気になりますよね。

夏の保温弁当について調べてみたところ、正しい使い方をすれば夏の使用でも大丈夫なことが分かりました。

安全な使い方を身につけることで、夏でも安心してお子さんに保温弁当を持たせることができ、よりおいしく、楽しいランチタイムを過ごせるでしょう。

正しい使い方を知らずに使用すると、季節を問わず食中毒の危険がある保温弁当。

安全でおいしいお弁当のために、ぜひご活用ください。

＼夏にぴったりのレシピが満載!／

夏の保温弁当は大丈夫?食中毒リスクと安全対策

暑い夏になると「保温弁当箱を使って大丈夫なの?」と心配になりますよね。

保温弁当を正しく使えば、大丈夫です。夏でも安全に使用できます。

夏は気温と湿度が上がり、食中毒のリスクが最も高い時期のため、病原菌の繁殖を防ぐための適切な温度管理が不可欠です。

夏の保温弁当を安全に使うためのポイントを詳しく見ていきましょう。

食中毒菌が増殖する危険な温度とは

夏の保温弁当で最も注意すべきなのは、食中毒菌が繁殖しやすい温度です。

細菌が繁殖しやすい温度は20〜45℃です。その中でも特に「35℃前後」は細菌が急激に増殖する最も危険な温度とされています。

安全に保温弁当を使うためには、50℃以上の高温を維持するか、逆に10℃以下の低温で保冷するか、どちらかの温度管理が必要です。

保温弁当箱とはいえ、70℃のご飯を詰めても、製品の保温力やごはんの入れ方によっては、時間が経つにつれて温度が下がります。

さらに、夏の暑さの影響で、細菌が繁殖しやすい温度が持続しやすく、他の季節よりも厳重な管理が必要になるのです。

夏に保温弁当を使う場合の食中毒防止方法について詳しく見ていきましょう。

食中毒予防の基本3原則

食中毒を防ぐには「細菌をつけない」「細菌を増やさない」「細菌を殺す」の3原則を守れば大丈夫です。

それぞれの具体策を以下に紹介します。

＼食材の深部温度を測ろう!／

保温弁当ならではの使い方のコツ

通常のお弁当では、ごはんやおかずを冷ましてから入れ、保冷剤や保冷バックを使って20℃以下にしますよね。

保温弁当箱は、保温に向かない料理を見分け、保温効果を維持するための「ちょっとしたコツ」を徹底すると、より安全に使用できます。

食材や料理を見分けるといっても、難しくはありません!以下のように、見分け方はいたってシンプルです。

保温に適した料理	ごはん、スープなどの汁物
常温～保冷に適した料理	おかず全般

粒の小さいご飯やスープなどの液状の料理は隙間なく均一に入れることができるため、保温向きです。

おかずは食材の間に水分がこもり、保温でも傷む場合があります。加熱調理後、粗熱を取ってから詰めましょう。夏は保冷が推奨されています。

保温弁当に詰めるものが決まったら、次は、詰めるときのちょっとしたコツを見ていきましょう。

最初は確認しながらの作業がおすすめですが、慣れると簡単に行うことができますよ♪

＼おかずの食中毒対策に!保冷剤と併用がおすすめ!!／

夏の保温弁当の選び方!子どもに合った容量別おすすめ商品を紹介

夏の保温弁当の選び方で一番の決め手は「保温、保冷効果が高く、安全な温度をより長い時間維持できる製品を選ぶこと」です。

購入を検討している製品がある場合は、商品パッケージやオンラインショップの説明書きから保温効果の部分を確認してみましょう!

さらに、子ども用のお弁当箱を購入する場合、「できるだけ長く使ってほしい…」という思いから大きめのお弁当箱を選びたくなります。

お弁当箱の中にスペースが空くと保温効果が低下します。容量いっぱいに詰めることを想定し、子どもの食事量に合った容量のものを選びましょう。

次は子どもにおすすめの保温弁当を紹介していきます!

小学校低学年~中学年向けの保温弁当箱

保温弁当箱の中でも、容量が小さめのものを紹介します。

小さめの容量だけでなく、かわいらしいデザインや付属品、丈夫さにも子ども向けの配慮が感じられますね。

サーモスステンレスランチジャーJBC-801
　メーカー希望小売価格(税込)7,150円

サーモスステンレスランチジャーJBC-801は、サーモス独自の真空断熱技術により、夏の暑さに負けない保温力を実現し、夏でも高い保温性能を発揮する人気商品です。

専用のポーチも付属していて、付属品もひとまとめにして持ち運べるのがうれしいですね。

＼仕事中、少なめに食べたいママにもおすすめ!／

象印ステンレスランチジャーSZ-JB02
　メーカー希望価格(税込)6,600円

象印 SZ-JB02は、スリムな「タテ型」で、バッグの隙間にも入れやすく、持ち運びやすい保温弁当箱です。

Ag+抗菌加工やランチョンマットになるポーチなど、便利な工夫が盛り込まれています。

＼おかず容器2個でデザートも入れられる!／

小学校高学年~中高生向けの保温弁当箱

大容量ながらコンパクトにまとめられ、鞄に入れられる保温弁当箱は部活生にも嬉しい機能ですよね。

食事量や、生活スタイルに合わせた商品選びの参考にしてください。

象印ステンレスランチジャーお·べ·ん·とSL-NC09
　公式オンラインストアにて(税込)5,808円

象印ステンレスランチジャーお·べ·ん·とSL-NC09も、象印の魔法瓶技術を活用した高い保温性能があり、夏でも長時間温かさをキープします。

お手入れも簡単で、夏の衛生管理にもおすすめの商品です。

＼ママのお弁当にもちょうどいい!／

タイガーまほうびん弁当箱 LWY-E461
　メーカー希望小売価格(税込)7,700円

タイガーまほうびん弁当箱LWY-E461は、優れた保温性能はもちろん、鞄鞄の形状に合わせて向きを変えられる設計で人気です。

通勤や通学の強い味方になること間違いなしの保温弁当箱ですね。

＼バッグインランチで置き忘れもなし!／

サーモス保温弁当箱/DBQ-256B/DB-256DS
　サーモス公式オンラインストアにて(税込) 4,730円

サーモスの高い保温性と大人かわいいデザインをかなえた保温弁当箱で、作るママの気分も上がりますね。

税込4,730円という嬉しい価格もおすすめポイントです!

＼ミニーちゃんも発見!／

夏の保温弁当レシピ♪安全で美味しいメニュー

夏の保温弁当レシピは、食中毒を防ぐことが最優先。そのため、水分の少ない食材を使い、しっかりと加熱調理したレシピがおすすめです。

夏の保温弁当を安全に楽しむための食材選びと料理のレシピをご紹介します。

夏の保温弁当に適した食材選び

食中毒防止におすすめの食材を以下にまとめました。

水分が多い食材や調理方法の時は、お弁当に入れる前にクッキングシートで水気を吸いとってから詰めると良いでしょう。

たれやドレッシングは別添えにして、食べるときにかけるのも、お弁当の水気を減らすひと手間ですね。

夏の保温弁当レシピ♪温かいメニュー

暑い夏は冷たいものが食べたくなりますが、エアコンが効いた室内で過ごすことも多いため、実は体が冷えている場合も多いことをご存知でしたか?

冷たい飲み物や保冷剤をつけたおかずとのバランスを取るためにも、温かいメニューも入れることをおすすめします。

今回紹介するのは、保温に向いているごはんものと汁物のレシピです。

• 鶏そぼろご飯
• きのこの炊き込みご飯
• 温かいだしのそうめん弁当

食中毒防止や子どもが食べやすい工夫も書いていますので、ぜひ参考にしてください。

①鶏そぼろご飯

②きのこの炊き込みご飯

炊き込みご飯は、手が込んでいるイメージがありますが、炊飯器で炊いている間に他のメニューを作れて時短になりますよ。

③温かいだしのそうめん弁当

冷房で体が冷えるときにおすすめの温かい汁物メニューです。

だしには豚肉やなす、油揚げ、薬味と具がたっぷり。麺はのびないように、別容器で持っていきましょう。

保温容器から具をすくうときや、そうめんにだしを垂らしてほぐすときのためにスプーンがあると食べやすいですよ。

夏の保温弁当レシピ♪冷たいメニュー

猛暑日や運動時に持っていける保冷メニューを紹介します。

• おくらと長いものそうめん
• もずくの冷たいスープ

①おくらと長芋のそうめん

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②もずくの冷たいスープ

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まとめ

• 夏に保温弁当を使用するなら、50℃以上で保温するか、10℃以下の低温で保冷すれば大丈夫
• 細菌が繁殖しやすい温度は20〜45℃、特に「35℃前後」は急激に増殖する最も危険な温度
• 食中毒を防ぐ基本3原則は「細菌をつけない」「細菌を増やさない」「細菌を殺す」
• 保温弁当の場合は、保温効果を維持するコツも身につけよう
• 保温弁当の保温力、保冷力は製品の「保温効力」「保冷効力」「真空断熱構造」「二重構造」を確認しよう
• お弁当内にスペースが空くと保温効果が低がるため、子どもの保温弁当選びでは食事量に合った容量を選ぶことも大切
• 猛暑日は保冷メニュー、エアコンで冷えた体に保温メニューを活用しよう

「夏の保温弁当は大丈夫?」と心配なお母さんに向けて、夏でも保温弁当を有効活用する知識とコツをご紹介しました。

この記事の内容を実践していただければ、夏の保温弁当でも大丈夫です。

子どものお弁当のほか、仕事中のランチやご家族でのお出かけにも活用することで、家族全員がおいしく、楽しいランチタイムにできるでしょう。

何より、暑い夏を健康に乗り切るために本記事を活用していただければ嬉しいです!