
私は5歳の娘と7歳の息子の2児の母です。養護教諭や助産師の勤務経験があります。
娘のイヤイヤ期が激しかった頃、フルタイム勤務もしていたため「もう頭がおかしくなるかも…」と感じる毎日でした。
イヤイヤ期の育児や思い通りにいかない生活に「頭がおかしくなる…」「もう限界!」と感じているママも多いのではないでしょうか。
調べてみると、イヤイヤ期には多くのママが限界を感じており、乗り越えるためにはストレス発散法やイライラを防ぐ生活のコツが有効と分かりました。
- イヤイヤ期で頭がおかしくなる瞬間5選
- 限界を感じた時に効果的なストレス発散法
- イライラを防ぐ生活のコツ
私自身の体験と、そこから学んだ対処法や考え方をご紹介します。
これならできそう!と思えるヒントやママの頑張りに気づくきっかけが1つでも見つかれば幸いです。
\ご近所の目を気にせず思いっきり叫びたい時に!/


イヤイヤ期で頭がおかしくなる瞬間5選&対処法!





イヤイヤ期は「成長の証」と言われるほど、憎く感じてしまう自分が辛い!
激しすぎるイヤイヤ期にお悩みのママ、悩んでいるのはあなただけではありません。
多くのママが経験している「イヤイヤ期で頭がおかしくなる瞬間5選」をまとめましたので、「わかる~」と共感したり、笑ったりしていただけると嬉しいです。
イヤイヤ期で頭がおかしくなる瞬間5選!
- 毎日遅刻?全く進まない朝の準備
- もはや白目…外出先の床にひっくり返ってジタバタ
- 時間を返せ!手作りのごはん投げられる
- 寝てほしいときほど寝ない&天使の寝顔を見て後悔
- 気絶寸前!噛まれた!蹴られた!頭突き!の痛み
①毎日遅刻?全く進まない朝の準備
朝起きてからごはんや着替え、歯磨きなど多くの準備をしなければならない朝は、イヤイヤ期で頭がおかしくなる瞬間のダントツ1位です。
特に働いているママや、保育園、幼稚園に登園しているお子さんの場合は時間との戦いですよね!



娘のイヤイヤ期は養護教諭でフルタイム勤務でした。毎朝7時半に出発する生活は、辛すぎて半分記憶がない。


- 寝起きからかんしゃく
- 朝ごはん拒否して投げる
- 着替えを嫌がり逃走
- 歯磨きで大暴れ
- 長靴じゃなきゃダメ
- のけぞってチャイルドシート乗車拒否
朝は出勤時間や登園時間など、時間的な制約があるため、焦りから気持ちの余裕もなくなりますよね。
子どもの度重なる拒否に「いい加減にして」とイライラが爆発し、頭がおかしくなるような感覚を体験したことがあるママも多いのではないでしょうか。
朝の準備の対処法
イヤイヤ期の朝の準備には、以下のような対応がよく紹介されています。
- 朝の準備時間を普段の1.5倍確保する
- 着る服を2択で子どもに選ばせる
- 「時間がない」「早く」と口に出さず、落ち着いた声で話しかける



どれをやっても、些細なことでイヤイヤが発動して、結局最後は付き合いきれずに怒っちゃう。
うまくいく日があっても、同じ方法が毎日通用するとは限らないのが子育ての難しいところですよね。



私も「好物の朝ごはんを用意」「歯磨きの時にスマホで好きな動画を見せる」など、いろんな工夫をしては玉砕…
時間の制約がある中で、子どもへの対応でイライラを軽減するのは非常に難しい(私は無理でした)というのが、私の実感です。
約1年半の娘のイヤイヤ期で、私が気づいた思考法についても紹介していきます。
朝の準備でイライラが爆発した経験から私が気づいた考え方
毎朝「今日も遅刻…もう母親やめたい!」などとイライラしているママは「今日も朝からイヤイヤに30分も付き合った自分、偉い!!」と捉え方を転換しましょう。
この捉え方の転換に至った私の体験をご紹介します。


娘が2歳のある朝、寝起きから泣きわめいて八つ当たりし、朝ごはんも「イヤ!」と拒否する娘に、私の頭がおかしくなった
- 娘に「もう!うるさい!」と怒鳴った
- 怒鳴ったあとに、優しい声で「イヤなら食べなくていいよ、好きな時に食べな。パパとママは仕事行くから~。」と言った
- いつもは「何食べれそう?」「髪飾りどれにする?」「着替えはパパと?ママと?」と娘の意思を聞いてあげるところ、無言で強引に準備をさせる
- 気味の悪い優しい口調や「家に置いて行かれるかも…」という恐怖に、娘も「やばい…」と思ったようで黙って朝ごはんを食べはじめた
- いつもより30分も早く準備が終わり、出勤前にコンビニでコーヒーを飲んでも遅刻しなかった!


- 「毎朝、私は娘のイヤイヤに30分も付き合ってあげていたんだな…」と気づいた
- イヤイヤの朝をやりながら、私の気持ちは「今日も遅刻…」ではなく「今日も30分娘のイヤイヤに付き合った自分偉い!」に
- 「優しい声で怖いことを言う」怒り方のレパートリーも増えた(笑)
イヤイヤへの対応は、どんなに工夫をしても、振り出しに戻ったり、マイナスになったりもして、成果が見えにくく徒労感が募りますよね。
私の場合は、イヤイヤ対応にかけている時間が明確になったことから、自分の毎朝の努力を認めるきっかけになりました。
②もはや白目…外出先の床にひっくり返ってジタバタ
外出先という人目がある中でのイヤイヤ、かんしゃくは、イヤイヤ期で頭がおかしくなる瞬間第2位です。


- 公園や保育園などから帰る時間になると逃げ回る
- 飲食店で大声で「イヤ!」と叫び続ける
- スーパーのお菓子売り場で床に寝転がって「買って」コール
- 電車やバスの中で突然泣き出して止まらない
- どこでもじっとしていられない
周囲の視線を感じることで「周りに迷惑をかけている」「良い母親に見られていない」「しつけができていないと思われる」という焦りもイライラを増幅させます。
外出先では放っておく(見守る)、その場を離れる対応も難しく、どうしたらいいの⁉と頭がおかしくなる感覚になるママも多いのではないでしょうか。



大好物の納豆を切らしたとき、保育園の帰りに納豆を買って帰るだけで1時間も帰宅が遅くなった記憶が…
外出時のイヤイヤ対処法
外出時のストレスを減らすには、「子どもへの対応」「制約の多い外出時間を減らす」「ママの考え方を変える」の3つが考えられます。
<外出時のイヤイヤ対処法>
- 子どもへの対応
- 「おやつは1つだけ」「泣いたり暴れたりしたら買わない」とあらかじめ決まりを伝え、子どもに選ばせる
- カートやベビーカーを使用し、脱出、ひっくり返り防止
- 「タイマーが鳴ったら帰るよ」と予告し、スマホでタイマー設定
- 決まりの通りに行動できたら大げさに褒める
- 制約の多い外出時間を減らす
- 宅配サービスやネット注文を活用し買い物に出かける時間を減らす
- 遊び以外の用事を最小限に設定し、余裕を持ったスケジュールにする
- ママの考え方
- 「周囲の人は思っているほど気にしていない」と心に留める



他のお子さんのイヤイヤはほほえましく感じたり、見知らぬママに勝手に親近感を感じたりしています。
イヤイヤ期の外出を経験すると、自分の意思で自由に行動できることのありがたみに気づけますよね。
③時間を返せ!ごはん「食べない」「遊ぶ」「投げる」
「子どもが食べやすいように」「栄養バランスも…」と考えて作った時間が一瞬で無駄になるごはん関係はイヤイヤ期で頭がおかしくなる瞬間堂々の第3位です。
農家さんの苦労や食材を買うお金、料理の手間など、ごはんにつまったたくさんの労力を思うと、片付けながら悲しくなりますよね。


- 食べ物を床に投げる、こねて遊ぶ
- 一口も食べずに「イヤ!」「いらない」「ゴチ(ごちそうさまでした)」
- 汚れた手と服で逃走
- 残したごはんをおもちゃに隠す
- お人形に食べさせる
- スプーンやフォークを投げて爆笑
食べない上に、汚された後始末の大変さが加わると、絶望感で頭がおかしくなりそうですね。



卵かけご飯って、バラバラにならずに塊で飛ぶんだ~!って、ママになって初めて知りました(笑)
ごはんのイヤイヤ対処法
ごはんのストレスを減らすには、「子どもへの対応」「片付けやすさへの工夫」「ママの考え方を変える」の3つが考えられます。
<ごはんのイヤイヤ対処法>
- 子どもへの対応
- 食べ方を実際に見せたり、「これはつまようじで刺したら簡単に食べれるよ」と食べ方を教える
- 「ぐちゃぐちゃにしない」「遊んだら終わり」とあらかじめルールを決め、その通りに対応する
- 余裕があるときは手掴みのメニューや手触りを楽しむ場面も楽しむ
- 少量ずつ出して「全部食べれた!」を一緒に喜ぶ
- 余裕がないときは親が食べさせる
- 片付けやすさへの工夫
- 食事エプロンや汚れてもいい服、レジャーシートなどを活用し、片付けやすい環境を整える
- おやきやきゅうりスティックなど、食べやすく散らかりにくいメニューにする
- ママの考え方
- 「1食くらい食べなくても大丈夫」「食べなかったら私のごはんが増えて嬉しい」とおおらかに
食べてくれたらラッキーくらいの気持ちで、食べなくても、散らかされてもストレスを最小限にできるしくみづくりが重要ですね!



娘が残すこと前提で、自分のご飯を少なめに盛るのが日課です。
④寝てほしいときほど寝ない&天使の寝顔を見て一日を後悔
天使の寝顔に「怒りすぎてごめん」「私はこんな小さな子どもに何を求めているの…」と反省する時間も含めて、イヤイヤ期で頭がおかしくなる瞬間第4位です。
「やっと、一日が終わる。」「もうクタクタ…早く寝たい。」そんなママにトドメを打つのがイヤイヤ期の「イヤ!寝ない!」との戦いですね。



寝顔を見ながら「優しいママじゃなくてごめんね」と何度思ったことか。


- 「おふとんいかない!」「ねない!」と逃げ回る
- 寝る前に片付けたおもちゃ全部出される
- 「まだ遊びたい」と泣き続ける
- 「やっと寝た」と部屋を出る瞬間に目が合い絶望
- 夜中に起きて光や音の出るおもちゃで遊ぶ
- 寝言も「イヤ!」でびっくりする
- 「天使の寝顔」を見ながらイライラが爆発した瞬間がよみがえる
やることが残っているときや、ひとりの時間を過ごしたいときに限って「早く寝て」という焦りが子どもに伝わり、全然寝てくれない悪循環に陥りますよね。



娘に「どうして今日は早く寝かせようとするの?気になって寝れない!」と言われたことがあります。
寝かしつけのイヤイヤ対処法
寝かしつけのストレスを減らすには、「子どもへの対応」「寝やすい環境づくり」「ママの考え方を変える」の3つが考えられます。
<寝かしつけのイヤイヤ対処法>
- 子どもへの対応
- 寝る2時間前からスマホやテレビを見せない
- 寝る1時間前に入浴を済ませる
- 好きな絵本を読む、寝かしつけはパパ担当など寝るときのルーティンを作る
- 寝やすい環境づくり
- 寝室におもちゃやスマホを置かない
- 部屋を真っ暗にする
- 布団が乱れても冷えないようにお腹の出ないパジャマを着せる
- ベッドは転落に注意
- ママの考え方
- 「怒りすぎた…」は「精いっぱい頑張った」
- 多少の遅れは翌日の調整で十分
- 疲れた日は何をしてもはかどらないので、無理せず子どもと一緒に寝よう
イヤイヤ期以外にも、子どもと一緒に寝ていると、突然子どもの足や手や頭突きが降ってくることがあり、痛みで目覚めることもありますよね。
お子さんが2人以上だと、両側からの添い寝攻撃で「寝た気がしない…」という朝もあります。
⑤気絶寸前!噛まれた!蹴られた!頭突き!の痛み
子育てに伴う「痛み」はイヤイヤ期に限らず、妊娠中から始まっているママも多くいますよね。
痛み自体の辛さはもちろん、普段ならコントロールできる怒りやイライラも抑えられなくなるため、「痛み」はイヤイヤ期で頭がおかしくなる瞬間の第5位です。



生えたての前歯で授乳中に噛まれた時は、あまりの痛みでわが子に憎しみの感情が…
痛みは防衛本能に直接働きかけます。ストレスホルモンが分泌されて体が「戦闘モード」になると、血圧や血糖値も上昇するなどさまざまな反応を引き起こします。
子どもに悪意がないとはいえ、子育てで繰り返し痛みを感じると、怒りやイライラが爆発するのは当然です。


- 赤ちゃんの抱っこで腱鞘炎
- 生えたての前歯でガブリ!絶叫するママに喜ぶわが子
- 投げられた積み木やトミカが頭に直撃!
- 不意に床の積み木やトミカを踏むと激痛
- 走る楽しさを覚え、ママにダイブ!からの頭突き
- 活きのいいマグロのように暴れる子どもを抱える腕
- 気持ちよく眠っているときに降ってくる突然のかかと落とし
- 枕にされたお腹、腕枕でしびれた腕
- 「ママおきて」の目つぶしと髪ひっぱり
書き出してみると、日々、ママは身を粉にして子育てをしていることが分かります。
育児に伴う痛みへの対処法
痛みへの対処法には「予防」「手当、自分へのいたわり」があります。
<痛みへの対処法>
- 予防
- 踏むと痛いおもちゃを片付ける、ベビーサークルなどで遊ぶ場所を分ける
- 子どもが痛みで泣いてるときに「痛かったね」「これは痛いっていうんだよ」と撫でながら教えてあげる
- 手当、自分へのいたわり
- こらえずに「痛い!」と表現する
- 痛みをこらえて頑張らず、家族に協力を頼んで休息する
- 市販薬やケア用品を購入し、セルフケアをする
- 痛みが強いときや続くときは受診し、治療する
踏むと痛いおもちゃをこまめに片づけても、すぐに散らかされたり、言い聞かせてもすぐに理解してくれるわけではないので、子育ての痛みを防ぐのは難しいですよね。
ケガをした時や不調が続くときは無理せず協力を頼み、休息や受診をしましょうね。



息子の不意の頭突きで口内炎ができた時、高めの軟膏を買いました!
お子さんが痛みで泣いているときに優しく対応してあげると、ママの痛みにも優しく「なでなで」してくれますよ。
\腱鞘炎でお悩みのママに!/


イヤイヤ期で頭が限界!そんな時のストレス発散法


激しいイヤイヤ期に頭がおかしくなりそう!と限界を感じた時にすぐにできるストレス発散法を4つご紹介します。
- 思いを言葉にする
- 深呼吸をする
- 目の前のイヤイヤと関係がないことを考える
- 子どもの安全を確保して少し離れる
イヤイヤ期以外でも、いら立ちや怒りで頭がいっぱいになったときに活用してみてくださいね。
①思いを言葉にする
子どもが自分の思いを話せるようになるとイヤイヤ期が落ち着くのと同じように、ママがいら立ちや不満などを言語化することは、冷静さを取り戻す一助となります。
日本は昔からネガティブな感情を口に出さない風潮があるため、最初は「何を言えばいいの?」「イライラするしか出てこない…」と難しく感じるかもしれません。



無理難題に「そうそう、こうしてな…ってなんでやねん!無理に決まってるだろ~!」とノリツッコミ。少し場が和みました。
慣れてくると、ネガティブ感情の他に、冗談やノリツッコミ、自分を褒める言葉も自然と出てきますよ♪


- 「思いどおりにいかない!これぞ子育ての醍醐味!」
- 「醍醐味通り越して限界です!」
- 「まじで怒る3秒前だよ!」
- 「もうママ疲れた~」
- 「やってらんない。」
- 「イライラの宝石箱や~」
- 「これはこれであり。いや、やっぱりないわ。」
- 「この状況に対応できるのママだけだわ、私偉すぎ!」
使えそうなワードはありましたか?ママの性格に合わせて、張り詰めた感情が少し抜ける言葉を探してみましょう!



子どもの前で使う言葉なので、あまり深刻過ぎずに思いを吐き出せる言葉選びがポイントです。
\この本を見てから「やってらんない」をよく使ってます!/


②深呼吸をする
深呼吸はいつでもどこでもできるイライラ解消法として知られており、リラックスや高ぶった感情を落ち着かせる働き、血流改善の効果があります。


- 4秒かけて鼻からゆっくり息を吸う
- 4秒間息を止める
- 8秒かけて「ハァ~」と口からゆっくり息を吐く
胸に呼吸が入る感覚や、空気がのどや鼻を通る感覚など、自分の体の感覚にも意識を向けて、3回ほど繰り返してみましょう。
秒数を数えることは、目の前のイヤイヤにとらわれすぎずに済むという意味もあります。
イヤイヤ期で頭がおかしくなりそうな時、まずは呼吸を整えましょう。



私は深呼吸だけだと、後から感情が爆発してしまうことがあるので、思いを吐き出すことも合わせて行います。
③関係ないことを考える
「目の前の状況と関係ないことを考える」は助産師として病院勤務していた時に、先輩助産師から教えてもらった冷静さを保つ方法です。
緊急事態で医療従事者が慌てた姿を見せると、患者さんを不安にさせてしまいます。冷静さを装うためのコツについてスタッフ間で情報交換をしていた時でした。
「ナースコールで応援呼ぶ時に、最近おいしかったごはんを思い浮かべてから、患者さんに対応する」という先輩の対応が素敵すぎて、イヤイヤ期の対応にも活用しています。
主夫さんのX投稿では、イヤイヤ期の育児に限界を感じたとき、エアコンの涼しさに意識を向けることでストレスから一瞬解放されていることが伺えます。



余談ですが「暑さ」は集中力、判断力を低下させます。エアコンに感謝しつつ、夏は無理せず過ごしましょう~
④安全を確保して離れる
イヤイヤ期が激しくおさまらないときに、子どもの安全を確保して親が離れることは「クールダウン」や「見守り対応」とも呼ばれています。
安全を確保して離れることは、親子のイライラの連鎖や悪循環を避けるために効果的です。


- ベビーサークルや柵を活用し、安全な環境を整える
- サークルの内側に踏み台になるものを置かない
- 誤飲の恐れがある小さなおもちゃや雑貨は手が届かないところへしまう
- 離れる時間は長くても2~3分にする
- 親はトイレや他の部屋などで過ごし、外へは行かない
- 戻ってきたら「ただいま、ひとりの時間をありがとう」と穏やかに接してあげよう
離れている間は、何も考えずにボーっとしたり、深呼吸や、思いの言語化をしたりして過ごすのがおすすめです。
激しすぎるイヤイヤ期に、頭が限界!というママへの緊急的なストレス発散法をご紹介しました。
\合わせて読みたい/




イヤイヤ期で頭がイライラするのを防ぐ生活のコツ


ここまで、激しいイヤイヤに直面しているときの対応について紹介してきました。
イヤイヤ期で頭がおかしくなるような状況を減らすために、日ごろからできる予防的な対応も取り入れていきましょう。
イライラを防ぐ対応として「イライラの原因を知る」「原因に合った対処をする」「日ごろの子どもとのかかわり方」をご紹介します。



自分に余裕がない日は、些細なことでもイライラでも爆発してしまう…
ご自身の生活に取り入れられそうな内容があれば、ぜひご活用ください。
イライラの原因を知ろう
イライラの原因は、子どものイヤイヤ期が激しすぎることだけでしょうか?
ママを取り巻く状況には子育ての他にも「時間がない」「睡眠不足」「誰もわかってくれない孤立感」などがあります。
イライラの原因を知り、原因に合った対応をすることでママのストレスを軽減し、お子さんのイヤイヤ期にも余裕をもって対応できるでしょう。


- 期待と現実のギャップ
- 子どもや夫に「こうしてほしい」と思うことと実際の行動の差
- 「こうしたい」が叶わない生活
- 時間がない
- 「遅刻しちゃう」「早く寝かせなきゃ」「仕事がたまっている」という焦り
- 周囲からの目
- 「迷惑をかけないようにしなきゃ」「しつけができてないと思われたくない」というプレッシャー
- 睡眠不足による判断力低下
- 家族が寝た後の家事や仕事で疲れが取れない
- 夜泣き対応や添い寝で寝た気がしない
- 孤立感
- 誰も私の苦労を分かってくれないという気持ち
- 過労
- 誰も頼れない、自分がやれば済むとワンオペでこなしている
- 共働きでの仕事の他に家事や育児を行っている
以上の原因のうち、どれくらい当てはまるものがありましたか?



夫に家事を教えたり、やり直したりするなら、自分がやったほうが楽だと思って、夫に頼ることは考えてこなかったな…
次は、それぞれの原因への対策を見ていきましょう!
原因に合った対処をしよう
イライラの原因への対処は大きく分けて「ママの仕事を減らす」「愚痴をこぼして、共感し、励ましあう」「完璧を求めない」の3つです。


- 家族や家事代行、育児サポートなどを活用し、ママの仕事を減らす
- 時間がない、睡眠不足、孤立感、過労に
- 夫や親戚、ママ友、同僚などに愚痴をこぼし、励ましあう
- 全ての原因、特に孤立感に
- 匿名で話したい愚痴や多くの人の意見を聞きたい時はオープンチャットなどのオンラインコミュニティを活用
- 全ての原因、特に孤立感に
- 家事や子育てに完璧を求めず「失敗は成長のもと」「十分頑張っている」とゆるく考える
- 全ての原因、特に期待と現実のギャップ、周囲からの目、過労に
「育児や家事の負担は減らしたいけど、夫には任せられない」というママの声は私の今までの仕事の中でも、本当によく聞きます。



今の辛さを「仕方がない」「伝える方がめんどくさい」と我慢してきた習慣を改める機会にしてみませんか?
すぐに成果が表れない改善策もありますが、少しでもママに余裕が生まれ、おおらかな気持ちでお子さんと関われますように!
日ごろの子どもとのかかわり方
「気持ちを言葉にして会話する」「褒める」「子ども要求通りに遊ぶ」など、無理をしない範囲で、落ち着いているときのお子さんとのかかわり方を見直してみましょう!
イヤイヤ期が激しいお子さんでも、機嫌よく遊ぶ時間や、話が通じる時もありますよね。実は、子どもが落ち着いているときこそ安心感や信頼関係を育むチャンスです。


- 子どもの訴えを聞いて、受け止め、共感する
- 「それがやりたいんだね」「面白いね」など
- 良い行動を認めて褒める
- 「困った行動をしなかった」も重要な褒めポイント
- 積極的なスキンシップ
- 抱っこ、手をつなぐ、撫でるなど、情緒の安定につながる
- 子どもの希望通りに遊ぶ
- 服やおやつなどの小さな選択肢、ごっこ遊びの役決めでもOK
- 生活リズムやルーティン、段取りを守る
- 見通しが立ちやすく、安心感につながる
- 冗談やユーモアを交え笑顔で話す
- 言葉の意味は分からなくても、明るい雰囲気は不安になりにくい



かんしゃくのことばかり考えていて、子どもが落ち着いているときの関わり方に目を向けたことはなかった!
イヤイヤのない落ち着いた時間こそ、たくさん話し、たくさん抱きしめて、子どもの「分かってもらえた」「できてうれしい」を意識すると良いでしょう。
\子どもの気持ちを知ってママもハッピーに!/


まとめ


- イヤイヤ期で頭がおかしくなる瞬間5選の場面は「朝の準備」「外出先」「ごはん関係」「寝かしつけ関係」「育児に伴う痛み」
- イヤイヤ対応は、どんなに工夫しても成果が見えにくく、頭がおかしくなる感覚に陥りやすい
- うまくいかない時でも、工夫したことや子どもと関わった時間の長さに目を向けて自分の頑張りを認めよう
- 頭が限界!と感じた時のストレス発散法は「思いを言葉にする」「深呼吸をする」「イヤイヤと関係がないことを考える」「子どもの安全を確保して離れる」
- 思いを言葉にするときは「ママ疲れた~」「まじで怒る3秒前」「やってらんない」など深刻過ぎずに思いを吐き出せる言葉選びがポイント
- イライラを防ぐ生活のコツは大きく分けて「イライラの原因を知る」「原因に合った対処をする」「日ごろの子どもとのかかわり方」の3つ
- ママを取り巻く状況には子育ての他にも「時間がない」「睡眠不足」「誰もわかってくれない孤立感」などがある
- 子どもが落ち着いているときこそ安心感や信頼関係を育む関わりのチャンス
頭がおかしくなると感じるほどのイヤイヤ期の対応、本当にお疲れ様です!
イヤイヤ期は生活が思い通りに回らないことはもちろん、「いつまで続くの…」と先が見えないことも辛さを増幅させますよね。
イヤイヤ期が激しい子は、表現力や観察力などたくさんの可能性を秘めており、突然イヤイヤ期が終わったという体験談もよく見られます。
ご自身の毎日の頑張りを褒め、イヤイヤ期が終わった後のお子さんの姿を楽しみにしながら、一日ずつ乗り越えていきましょう!
本記事を通じて、イヤイヤ期の対応に活かせるヒントが1つでも見つかれば嬉しいです。
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