Yシャツや洋服の襟汚れ、毎日着ているといつの間にか目立っていて大変ですよね。

ちゃんと洗濯しても襟裏の黄ばみ・黒ずみが落ちない…何かいい方法はないかな
ふと、以前ママ友が、ベビーパウダーは襟汚れ防止効果があると言っていたのを思い出し、調べてみることにしました。



襟汚れ防止にベビーパウダーって本当に効果あるのかな?
ベビーパウダーは汗や皮脂を吸収する特徴があるため、襟元にベビーパウダーを付けておくことで、襟汚れ防止効果が期待できるということがわかりました。
- ベビーパウダーの成分と特徴
- 実際にベビーパウダーを襟元に使った人の口コミ
- ベビーパウダーで襟汚れを防ぐメリットとデメリット
- 襟汚れにおすすめベビーパウダー5選
- 襟汚れを防ぐベビーパウダーの正しい使い方
- ベビーパウダー以外の襟汚れ予防法
- 襟汚れをベビーパウダーで防げなかったときの方法5選
この記事を最後まで読めば、暑い時期でも毎日の洗濯が少し楽になり、家族ですっきりとした朝を迎えられることでしょう。
襟汚れにベビーパウダーは効果ある?


ベビーパウダーは汗や皮脂を吸収する特徴があるため、襟汚れ防止に効果が期待できることがわかりました。
この情報は、テレビ「ウェザーニューズ」やSNS・YouTubeでも話題となり、家事のプロによる書籍やコラムでも紹介されています。



襟汚れの原因って?なぜベビーパウダーが効果あるんだろう
その疑問について、調べたことをご紹介していきます。
襟汚れの原因とは?
襟汚れの主な原因は主に①汗②皮脂③ホコリやチリの3つです。
- 汗
- 皮脂
- ホコリやチリ
特に汗や皮脂は、時間が経つと通気中の酸素に反応し、酸化して黄ばみや黒ずみになってしまうため、目立ちやすくなります。
また、頑固な汗や皮脂は繊維に残りやすく、一回の洗濯では到底洗い流せません。



できることなら、汚れが付く前に防止したい!
それでは、その襟汚れを予防するのに「ベビーパウダーが効く」と言われるのはなぜでしょうか?
ベビーパウダーの成分と特徴について、次の章で解説していきます。
ベビーパウダーの成分と特徴
ベビーパウダーに含まれる成分は「タルク」と「コーンスターチ」で、これらの成分は汗や皮脂を吸収し肌をサラサラに保つ効果があります。
成分 | 特徴 |
---|---|
タルク | ・自然界に存在する鉱物。 ・吸水性はないが、肌表面の汗や皮脂を上手く分散し吸着 ・サラサラ感キープ |
コーンスターチ(でんぷん) | ・天然由来の成分 ・吸湿性が高く、汗や皮脂をしっかり吸収 ・タルクよりもやさしい肌あたり |
※過去にタルクからアスベストが検出され問題となりましたが、現在は国の管理が徹底しており安全に取り扱われています。心配な人は「タルクフリー・コーンスターチ系」を選ぶと安心です。



皮脂が直接肌に触れるのを防いでくれる役割なんだね!
肌にやさしいうえに、襟汚れも予防できるのは嬉しいですね。
ベビーパウダーで襟汚れを防ぐメリットとデメリット
ベビーパウダーで襟汚れを防ぐメリットとして、①手軽②安価③吸湿性による快適さなどが挙げられます。
逆に、付けすぎによる粉っぽさや肌に合わない人もいるなど、デメリットもあるようです。
メリット | ・手軽で安価に始められる。 ・肌へのべたつきを抑えて快適 ・襟元の汗や皮脂を吸着し汚れの付着を防止 ・シャツや制服のクリーニング頻度が減らせる |
デメリット | ・付けすぎると白っぽく残ることがある ・肌質によってはかゆみやかぶれが出ることも(特に敏感肌) ・完全な予防が難しいため、併用ケアが効果的 ※肌に合うか心配な方は使用前のパッチテストをおすすめします |
襟汚れ防止にベビーパウダーを使用することで得られるメリットもたくさんあり、お手軽に始められる点がいいですね。
実際に使った人の口コミ
実際に、襟汚れ防止にベビーパウダーを使用した人で「効果があった!」という声は多く見られました。



夏場や営業職の夫に使ってます。ほぼ毎日着るのに汚れがつきにくくなって助かってる!



1日着て汗かいたけど、洗濯前に見ても襟がサラッとしていて嬉しい
汚れがつきにくくなった、快適に過ごせるようになったという声を聞くと、安心して使用できそうですね。
襟汚れにおすすめベビーパウダー5選!
襟元の汗や皮脂を吸着して、シャツの汚れを防いでくれるベビーパウダー。
ベビーパウダーの主な種類は「粉末タイプ」と「固形タイプ」です。



実際どちらのタイプのベビーパウダーを使用するのがいいのかな?
まずは、粉末タイプ・固形タイプそれぞれのメリット・デメリットを調べたので解説していきます。
種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
粉末タイプ | ・広範囲に使いやすい ・量の調節ができる | ・たくさん粉が出て飛び散りやすい ・携帯には不向き |
固形タイプ | ・粉が飛び散らない設計 ・携帯できる ・手が汚れにくい | ・広範囲には不向き ・細かな部分には使用しにくい粉末タイプ |
粉末タイプは粉が飛び散りやすいが広範囲の使用には適しており、固形タイプはコンパクトで少量のシーンには適していることが分かりますね。
ここからは、使いやすさ・成分・口コミ評価などをもとに、襟汚れ防止にぴったりのおすすめ商品を5つ厳選してご紹介します。
- 粉末タイプ
- ①ジョンソン ベビーパウダー
- ②和光堂 シッカロールナチュラル
- ③ピジョン ももの葉薬用パウダー
- 固形タイプ
- ④資生堂 ベビーパウダー
- ⑤ピジョン 薬用ベビーパウダー
①ジョンソン ナチュラルベビーパウダー(粉末タイプ)


99%植物由来成分配合で、タルクフリー・コーンスターチベース。
汗・皮脂の吸着力が高く、襟汚れにぴったりな定番品です。
サラサラ感が長時間キープし、香りもやさしく快適に過ごせます。
\たくさん使える便利アイテム/


②和光堂 シッカロールナチュラル(粉末タイプ)


タルクフリー・コーンスターチパウダー使用。有効成分「酸化亜鉛」と、うるおい成分「紅茶エキス」「植物性スクワラン」配合で紅茶の香りが特徴です。
周りの湿度に合わせて吸湿・放湿する機能性パウダーで、肌を快適に保つのが特徴です。
やわらかコットンパフ付きなので、使用にも便利ですね。
\紅茶好きな方におすすめ(紅茶の香り)/


③ピジョン ももの葉薬用パウダー(粉タイプ)


保湿成分ももの葉エキス配合。
タルクフリー・コーンスターチベースで敏感肌にもおすすめの商品です。
無添加・弱酸性・低刺激で、肌をいたわりながら皮脂をしっかり吸着します。
適量のパウダーが取れる便利な中栓付きですが、パフはついていないため注意が必要です。
襟汚れ防止に使用しやすいだけではなく、より肌にやさしいものを選ぶことで長時間シャツを着用する際もサラッと快適に過ごせますね。
\より肌にやさしい人気商品/


④資生堂 ベビーパウダープレスド(固形タイプ)


肌にやさしい処方で敏感肌におすすめの商品です。
無香料・無着色で、香り残りや衣類への色移りもなく持ち運びに便利な固形タイプです。
コンパクトケースにパフ付きなので、襟汚れ防止にも使いやすそうですね。
\コチラも人気商品/


⑤ピジョン 薬用ベビーパウダー(固形タイプ)


タルクフリーで無香料。弱酸性肌荒れを防ぐ薬用成分・お肌の成分に近いスクワラン(皮膚保護成分)配合。
外出先でも携帯しやすい固形タイプで量も多く、コンパクトケースとパフがついた便利商品です。
ピンポイントに使えるから、襟元にも使用しやすそう!
公式HPはもちろん、お近くのドラッグストアやネットショップで買えて価格も低いので、お試ししやすいですね。
\Amazonベストセラー商品/


襟汚れを防ぐベビーパウダーの正しい使い方


襟汚れを防ぐベビーパウダーの使い方は、シャツの着用前にベビーパウダーを襟裏にポンポンとつけるだけです。
私も実際に、出勤前の夫のワイシャツで試してみました!
基本の使い方3ステップと、実際に一日着用してみての感想をお伝えします。
用意するもの‥‥襟汚れを防ぎたい洋服やシャツ、ベビーパウダー、付属のパフやフェイスブラシ
粉タイプは特に粉が舞わないよう、一度ティッシュなどにトントンと落とします。


直接首に触れるシャツの襟裏(一番黄ばむ部分)に、ポンポンと押し当てながらまんべんなくつけていきます。
つけすぎると、ジャケットを着た際などに粉が移ったり目立ったりするので、うっすら白くなる程度にしておきましょう。


②でもお伝えしたように、余分な粉がついているとジャケットなどを羽織ったときに粉が移ってしまう可能性があります。
余分な粉があれば、手や乾いたタオルで軽くなじませると効果的です。


ベビーパウダーの使い方は以上のたった3ステップです。



すぐに出来て、とても簡単!
バタバタな朝や帰宅後も、以前より悩まず過ごすことができまた。
夫帰宅後、さっそく感想を聞いてみました!



首元がサラサラして過ごしやすかったよ。汗をかいても気になりにくいから続けてみたい
洗濯する私にとっても、着用する本人にとっても快適って一番いいことですよね。
白いシャツや洋服だけではなく、パステルカラーなど明るいシャツや洋服にも使える方法です。
洗濯も、いつも通りの洗濯方法で洗えばいいので、手間もかからないですね。
ベビーパウダー以外の襟汚れ予防法
ベビーパウダーは襟汚れ防止に効果的ですが、白っぽくなるのが気になる衣類もありますよね。
ベビーパウダーの他に、襟汚れ防止方法を5つご紹介します。
ベビーパウダーが手元にないときでも使える方法があるかもしれませんね。
①衣類用スプレー糊(のり)


アイロン掛けの際に襟にスプレー糊を軽く吹きかけておくと、襟元が糊でコーティングされて汚れがつきにくくなります。
仕上がりもパリッとし、時短アイテムにもなります。



急いでいるときは特に便利ね
\ラクラク襟汚れ予防にはコレ!/


②襟用ガードテープ・シート


襟裏に貼るだけで、皮脂や汗をすばやく吸収し汚れを防げるアイテムです。
肌にやさしい素材と強い粘着力で、耐久性抜群。
着るものに合わせて好きな大きさにカットできるのもうれしいポイントですね。
\たくさん使えて簡単おすすめ!/


③制汗スプレー・シート


夏や厚い時期、制汗スプレーやシートを使う人は多いのではないでしょうか。
襟汚れ防止として、シャツを着る前に制汗スプレー・シートを首回りに使用しておくと、サラサラ感が持続し、汗を抑えやすいです。
また、汗をかいたときにシートで拭き取ったりタオルで汗を拭いたりすると、もちろんそれも襟汚れ防止につながるため、こまめに汗を拭くのも一つの方法です。
ポケットやバッグにしのばせておいて損はないアイテムですね。
\持ち運びもしやすい人気の定番商品/


④襟裏にデザインが入っているシャツを選ぶ


襟裏にデザインが入っているシャツを購入するのも方法の一つです。
着ているときはもちろん、デザインは隠れている為、見た目も気にせず使用できます。
デザインが入っていることによって襟汚れを目立たせにくくし、脱いだ際にチラッとデザインが見えるのでおしゃれですよね。
\型崩れしにくくデザイン豊富/


⑤早めの洗濯を心がける
汗や皮脂は、時間が経つと酸化して襟汚れの原因となります。
そのため、特に汗をかいた日は、早めに洗濯をするようにしましょう。
洗剤は酸素系漂白剤入りのものを使うとより襟汚れ防止になります。
時間がない場合は、襟元に洗剤を直接塗ってから洗うのも有効的なので、ぜひ試してみてください。


襟汚れ防止として、ベビーパウダー以外にもたくさん方法があることがわかりますね。
もし、手元にベビーパウダーがない場合や、他にも方法を試してみたいときに役立つ情報になると嬉しいです。
家庭でできる襟汚れの落とし方


襟汚れ防止にベビーパウダーがおすすめと紹介してきましたが、それでも汚れてしまうときがあるかもしれません。
普通の洗濯では落としきれない頑固汚れ。
実は、食器用洗剤や酸素系漂白剤など家庭にあるものでできる落とし方があります。
そんな落とし方を今回は5つご紹介します。
- 食器用洗剤+歯ブラシで揉み洗い
- 酸素系漂白剤でつけおき
- 重曹+クエン酸でナチュラル洗浄
- クレンジングオイルで皮脂を浮かす
- 襟汚れ専用のスプレーを使う
①食器用洗剤+歯ブラシで揉み洗い


皮脂汚れには、洗濯用洗剤ではなく油分に強い食器用中性洗剤が効果的です。
手順①襟元をぬるま湯で濡らす
手順②洗剤を数滴つける
手順③やわらかめの歯ブラシで優しくトントン叩くように揉み洗いする
手順④あとは普段通りに洗濯する



手ではなく歯ブラシを使うことで、繊維まで行き届きやすくなるみたい
食器用中性洗剤も歯ブラシも、そちらも普段から使っていて身近なのもなので、試しやすい方法ですね。
②酸素系漂白剤でつけおき


黄ばみやにおいが気になる場合は、ワイドハイターやオキシクリーンなどの酸素系漂白剤がおすすめです。
手順①40~60℃のぬるま湯に漂白剤を溶かす
手順②襟元を5~10分ほどつけおきする
手順③軽く揉んでから洗濯機へ
※色柄物は色落ちに注意してください
襟汚れ以外でも使えて効果がある方法です。



こちらも簡単で時短。試しやすい方法ですね
③重曹+クエン酸でナチュラル洗浄


重曹とクエン酸は食品にも使われる安全な成分が含まれており、油汚れや皮脂汚れに強いのが特徴です。
手順①重曹に少量の水を加えてペースト状にする
手順②襟につける
手順③②にクエン酸水(クエン酸+水)をスプレーし、泡立たせて5分置く
手順④洗い流して洗濯機へ
合成洗剤と比べて環境にやさしく、安心安全に使えるのがメリットですね。
④襟汚れ専用の洗剤を使う


襟汚れ専用の洗剤やスプレーが、市販やネットでも販売しています。
忙しい日でも手間なく使えるため、おすすめの方法の一つです。
手順①洗濯前に専用の洗剤を投入したり、専用スプレーを吹きかける
手順②あとはいつも通り洗濯する
一つ持っておけば、汚れたときもサッと使えて手間なく安心して過ごせますね。
⑤クレンジングオイルで皮脂を浮かす


実は、クレンジングオイルも皮脂汚れに強い味方のようです。
手順①襟が乾いた状態のところに、クレンジングオイルを塗布する
手順②やさしく揉み込んでから、ぬるま湯で洗い流す
手順③いつも通り洗濯機へ
こちらの方法も、いつも使っているクレンジングオイルがあると、すぐに試せる方法ですね。
今回ご紹介したように、自宅にあるものや、持っていて損はないものばかりなので、襟汚れがついてしまって困ったときにはぜひこの方法を試してみてくださいね。
まとめ


- ベビーパウダーの汗や皮脂を吸収する特徴により、襟汚れ防止効果が期待できる
- 襟汚れの主な原因は主に①汗②皮脂③ホコリやチリの3つ
- ベビーパウダーは粉っぽさが苦手な方もいるが、手軽で安価なうえ快適さも兼ね備えておりメリットも多い
- 粉末のベビーパウダーは広範囲に使いやすく①ジョンソンベビーパウダー②和光堂シッカロールナチュラル③ピジョンももの葉薬用パウダーがおすすめ
- 固形のベビーパウダーはコンパクトで手が汚れにくく①資生堂ベビーパウダー②ピジョン薬用ベビーパウダーがおすすめ
- 襟汚れ防止の効果を出すためには①ベビーパウダーをパフに少量つける②襟裏にはたく③余分なパウダーはなじませるの3ステップ
- パウダーで白っぽくなるのが気になる場合は①スプレー糊(のり)②襟用ガードテープ③制汗シート④襟裏デザインシャツ⑤早期洗濯も方法の一つ
- ベビーパウダーで防止しても汚れてしまうときは①食器用洗剤+歯ブラシ②酸素系漂白剤③重曹+クエン酸⑤襟汚れ専用の洗剤⑤クレンジングオイルで落とす方法もある
ワイシャツや制服、洋服の襟汚れ、特に暑い夏は避けては通れないもので、気分が下がりますよね。
まさか、家にあるベビーパウダーで襟が汚れにくくなる効果があるとは、私も驚きました。
襟汚れ防止方法や落とし方がわかれば、洗濯に悩むことが減り、気持ちよく着ることができますね。
まずはベビーパウダーで襟汚れを防ぎ、家族みんなが笑顔で快適に過ごせますように♪
コメント