中1女の子を持つ悩めるママ友小学生の頃は「できたらお菓子あげる」で素直に机に向かってくれたのに、もう全然効かない…
お子さんがなかなか勉強しない姿を見ると、ついイライラしてしまいますよね。少しでもやる気のきっかけになればと、ご褒美を考えるママも多いと思います。
難しい年頃の中学生のご褒美には、いったいなにがいいのでしょうか。
中学生への勉強のご褒美は、大きく分けると「目に見えるご褒美」「体験型のご褒美」「時間のご褒美」の3つ。なにがいいかは、お子さんによって変わります。
そして実は、何をあげるか以上に、渡し方が大切です。
- 中学生のご褒美にはなにがいい?お子さんに合うのはどれか
- ご褒美がよくないと言われる理由と本当のところ
- やる気を引き出すご褒美の渡し方
中学生のお子さんにあったご褒美と効果的な渡し方がわかれば、勉強をめぐる親子のモヤモヤが少し軽くなり、前向きな関わり方が見えてきますよ。
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勉強のご褒美になにがいいか中学生向けの3タイプ





小学生の頃は、ご褒美を楽しみに頑張っていたのに、今は思ったほどやる気につながらなくて…中学生って難しい。
ご褒美を決めたものの、思ったほど効果がなかった、やる気が続かなかった…そんな経験をしたママも多いのではないでしょうか。「結局なにがいいの?」と迷ってしまいますよね。
ご褒美に正解はなく、お子さんの性格やそのときの状態によって、合うものは変わります。
- 目に見える物・形に残るご褒美
- 特別な体験・イベントご褒美
- 自由時間を増やす時間ご褒美
中学生への勉強のご褒美は、大きく分けると上記の3種類があります。それぞれの特徴を順番に見ていきましょう。
①目に見える物・形に残るご褒美
「がんばった結果が、目に見える形でほしい」タイプのお子さんに向いているのが、物のご褒美です。努力と成果がわかりやすく結びつくため、達成感を感じやすくなります。
物のご褒美といっても、毎回高価である必要はありません。大切なのは目標に対してちょうどいい規模感を意識することです。
| 具体例 | |
|---|---|
| 気分転換になるご褒美 | ・好きなお菓子やジュース ・コンビニスイーツ ・ちょっとした文房具 |
| 達成感を得られるご褒美 | ・欲しがっていた本 ・少し質の良いペンやシャーペン ・勉強環境を整えるアイテム (デスクライト・クッションなど) |
| 特別感を得られるご褒美 | ・欲しがっていたゲーム ・アプリへの課金 ・少し高額なアイテム ・現金 |
「勉強環境を整えるアイテム」は、単なるご褒美で終わらず、「頑張ったから、さらに勉強しやすくなった」という前向きな循環を作れるのが魅力です。



現金は手軽だからこそ、毎回にしないことがポイント。特別感を残すほうが、気持ちは長続きします。
物のご褒美はわかりやすく効果を感じやすい反面、金額や頻度が大きくなりすぎると続けにくくなることもあります。
「今の目標に対してちょうどいいご褒美か?」を意識することが大切です。
②特別な体験・イベントご褒美
物よりも「思い出」や「特別感」に価値を感じるタイプのお子さんに向いているのが、体験型のご褒美です。
- 行きたがっていたお店での外食
- 映画やカラオケ
- ちょっとしたおでかけ
- 日帰り旅行やテーマパーク
体験型ご褒美は、金額の大小や何をもらったかよりも、「どんな時間を一緒に過ごしたか」「気持ちを共有できたか」が満足度を左右します。
近所へのおでかけでも、「あなたの頑張りをちゃんと見ていたよ」というメッセージが伝われば、それは十分特別な時間になります。



うちの子、キャンプが好きだから、勉強のご褒美はキャンプにしてみようかな!
「テストが終わったら焼肉に行こう」と、未来の楽しみを共有することで、勉強は「やらされる課題」から、「楽しみにつながる挑戦」へと変わります。
目標の大きさやタイミングに合わせて、なにがいいか無理のない範囲で調整していきましょう。
③自由時間を増やす時間ご褒美
「自分で選べる時間」が何より嬉しいタイプのお子さんに向いています。中学生にとって「自由な時間」は、とても価値のあるものです。
お金や物よりも、自分で好きに使える時間が嬉しいというお子さんも少なくありません。
- ゲーム時間を30分延ばす
- スマホ制限を一時的にゆるめる
- テレビの時間を増やす
- 休日の自由時間を少し長くする
時間のご褒美の良さは、お金をかけなくても実践でき、本人にとっての満足度が高いことです。
そしてもうひとつ大きいのが、「任せてもらえた」という感覚です。



「今日は頑張ったから、好きなことをしていいよ」そんな一言は、信頼されていることが伝わるメッセージにもなります。
時間の長さは、目標の大きさに合わせて無理のない範囲で調整すれば大丈夫です。
あらかじめルールを親子で共有しておくと、トラブルも防ぎやすくなります。
お子さんにはなにがいい?大切な選び方
ここまで3つのタイプを紹介してきましたが、「これが一番いい」という正解があるわけではありません。
大切なのは、今のわが子に合うのはどれかという視点を持つことです。
- 目に見える達成感がほしい時期
- 家族との時間を求めている時期
- とにかく自由に過ごしたい時期
同じ中学生でも、「今」の心の状態や置かれている状況によって、なにがいいかは変わります。



「最近、どんなときに嬉しそうかな?」「何にいちばん反応しているかな?」と、少し立ち止まって振り返ってみることが大切です。
ご褒美は正解探しではなく、わが子の「今」を知るヒント。選ぼうとする時間そのものが、親子の関係を整えるきっかけになっていきます。
ただし、ご褒美が「勉強をやらせるための道具」のようになってしまうと、うまく機能しなくなることもあります。次の章では、ご褒美との上手な向き合い方について考えていきましょう。
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勉強のご褒美がよくないと言われる理由と本当のところ





ご褒美って、本当にいいのかな?ご褒美で釣るのはよくないっていう意見も聞くんだけど…
ママ友との会話やSNSなどで、ご褒美への否定的な意見を目にすると、不安になる方も多いのではないでしょうか。
確かに、ご褒美の与え方によっては「やらせるための道具」になってしまい、勉強より報酬に意識が向いてしまいます。
ご褒美そのものが悪いわけではありません。親がどういった気持ちで渡しているのかが大切なポイントです。
この章では、勉強にご褒美をあげることがよくないと言われる理由を整理し、本当の意味を考えていきましょう。
ご褒美がよくないと言われる理由
ご褒美がよくないと言われる理由は、「やる気(自発性)」と「親子関係」という2つの軸への不安があるためです。
具体例を表にまとめると、次のようになります。
| 懸念点 | 背景 | |
|---|---|---|
| 心理面の不安 | ・ご褒美がないと動けなくなるのでは? ・「ご褒美のためにやる」になってしまい、 やる気が育たないのでは? | 子どもの「自発性」が弱まるのではないか |
| 親子関係面の不安 | ・ご褒美がどんどんエスカレートするのでは? ・親が子どもをコントロールしているように 見えるのでは? | 条件交渉ばかりの関係になり、 親子の信頼が揺らぐのではないか |



たしかに…ご褒美がないとやらなくなったら、ちょっと怖い。
しかし、上記の懸念点は「ご褒美そのもの」の問題ではなく、使い方がズレたときに起こりやすい現象だと言えます。
心理面の不安への答え
子どもが「ご褒美のためにやらされている」と感じた瞬間、ご褒美は「外からの圧力」になります。すると、やる気は長く続きません。
しかし、最初のきっかけがご褒美であること自体は、決して問題ではありません。
大切なのは、どうしてご褒美を渡すのか。「勉強をやらせたいから与える」のか、それとも「頑張りを認めたいから渡す」のかです。
「頑張りを認めたいから渡す」ご褒美は、子どもの自信や達成感を育てる、とても良い働きをします。
「あなたの努力を見ていたよ」「ここまで続けたことがすごいね」
頑張りを認める言葉と一緒に渡されるご褒美は、単なる報酬ではなく、できた自分を実感する「自信の種」になります。



ご褒美というきっかけが、やがて内側のやる気へと変わっていく。それがご褒美の健全な使い方です。
親子関係面の不安への答え



ご褒美で釣っているみたいで、なんだか気が引ける…
そう感じるママもいるかもしれません。
しかし、子どもに頑張ってほしいと思う気持ちは、コントロールではなく「応援」です。無理に動かしたいからではなく、「できた」という自信を持ってほしいからです。
「あなたならできるよ」のメッセージが土台にあるご褒美は、「子どもを縛るもの」でも「親子の関係を壊すもの」でもありません。むしろ、背中をそっと押す力になります。



大切なのは、ご褒美そのものよりも、優しく見守る親のまなざしなのです。
ご褒美はいつまで続ける?やめどきの考え方
ご褒美は、ずっと続ける必要はありません。
あくまで、やる気のスイッチを入れるための「補助輪」のようなものです。最初は支えになりますが、バランスが取れるようになれば、自然といらなくなっていきます。
- ご褒美がなくても机に向かえる
- 自分で目標を決められる
- 結果よりも過程を褒められることを喜ぶ
こうした変化が見えてきたら、ご褒美は役目を終えます。
無理に「やめる」必要はありません。子どもの成長とともに、自然と「必要なくなっていくもの」だからです。
ご褒美は、良いか悪いかで決めるものではありません。
どう使うか。「やらせるため」なのか、「認めるため」なのか。その違いがすべてです。
子どもの努力を信じて応援するためのご褒美なら、それは決して悪いものではありません。大切なのは、ご褒美そのものではなく、ご褒美に込める親のまなざしです。
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勉強のご褒美は渡し方が大事!ポイント4選





前にご褒美あげた時、思ったほどやる気が続かなくて…私のやり方が悪いのかな?
中学生へのご褒美は、何をあげるかも大事ですが、それ以上に「どう渡すか」がやる気に大きく影響します。
間違った渡し方では、せっかくのご褒美も効果が薄くなり、親子間でイライラが生まれてしまうこともあります。
- 努力や頑張りを認める
- タイミングとメリハリが大事
- 子どもにも選ばせる
- ご褒美で釣らない
ここでは、子どもが勉強に前向きに頑張れるご褒美の渡し方について、ポイントを4つ紹介します。
①努力や頑張りを認める
ご褒美を渡すときは、お子さんの頑張りをしっかり見ていたよ、という気持ちを一緒に伝えることが何より大切です。
中学生になると、親に甘える様子を見せなくなりますが、心の中では「認めてほしい」「気づいてほしい」思いがまだ強く残っています。
テストの点数や結果だけでなく、そこに至るまでの過程を褒めてあげる声かけをしてください。子どもは「自分の頑張りには意味があった」と実感できます。
その実感こそが、次のやる気につながる大きなエネルギーになるのです。
- ここまでよく頑張ったね
- 毎日コツコツ勉強していたの、ちゃんと見てたよ
- 苦手なところにもちゃんと向き合ってたね
- やりたくない日もあったよね。それでも続けたのがすごい
- その頑張りがこれからの力になるよ



ご褒美そのものよりも、「あなたの頑張りを大切に思っているよ」という気持ちが、子どもにとっては何よりのご褒美になるのです。
②タイミングとメリハリが大事
ご褒美は、「いつ渡すか」というタイミングと、「どのくらいの重みで渡すか」というメリハリが大切です。
タイミングが合っていると「努力に気づいてもらえた」と感じやすく、やる気がぐっと高まります。また、ご褒美にメリハリをつけることで、努力のリズムが生まれます。
| ご褒美 | タイミング | 具体例 | ねらい・効果 |
|---|---|---|---|
| 気分転換になるご褒美 | 日々の頑張りや小さな前進に | 今日は集中してたね、好きなお菓子買って帰ろうか | 努力が報われる感覚を育てる |
| 達成感を得られるご褒美 | テスト前後や2週間など一定期間の頑張りに | 2週間よく頑張ったね。前に欲しがってたペン、見に行こうか | 努力のサイクルを作り、習慣化につなげる |
| 特別感を得られるご褒美 | テスト上位や大きな目標達成時 | 本当に頑張ったね。特別なご褒美何にしようか | 強い達成感と自信を育てる |
頻繁すぎるとありがたみが薄れますが、区切りに合わせてメリハリをつけることで、やる気の波が安定しやすくなるのです。



タイミングを決めておくと、親も「いつ頑張りをねぎらうか」がはっきりして、気持ちがラクになりますね。
③子どもにも選ばせる
ご褒美を決めるときに、「これとこれ、どっちがいい?」と子ども自身に選ばせることは、とても大きな意味があります。
自分で選んだご褒美は、ただのもらったものではなく、「自分で決めた結果を手に入れた」という達成感につながります。
中学生は、親に管理されるよりも、少しずつ自分で決めたい気持ちが強くなる時期です。「あなたの意見を大事にしているよ」というメッセージが伝わると、やる気や自信がぐっと育ちます。
一緒に相談して決めるプロセスが、子どもの主体性を育て、ご褒美の効果を最大限に引き出すコツなのです。



ご褒美っていうより、自分で決めた結果って感じで嬉しいし、頑張りがいあるんだよね!
④ご褒美で釣らない
「〇〇できたらご褒美ね」と条件つきの取引のような渡し方をすると、子ども意識はどうしても「ご褒美のために勉強する」という短期的な動機に偏りやすくなります。
子どもは敏感なので、親の意図をすぐ感じ取ります。



親の心の中で「認めたい」よりも「やらせたい」に大きく傾いた瞬間、ご褒美は子どもを動かすための手段へと変わってしまうのです。
ご褒美は、「やらせるため」ではなく、「頑張りを認めるため」に使うことが大切です。
「あなたの努力をちゃんと見ていたよ」そんな気持ちをまっすぐ伝えるためにご褒美を使うと、子どもは「やらされている」から「自分で頑張ってみよう」へと気持ちが切り替わります。
ご褒美は、行動を釣るための道具ではなく、努力を肯定し、次の一歩を応援するためのサポートアイテムと考えましょう。
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まとめ


- 中学生の勉強のご褒美は「物・体験・時間」の3種類がある
- ご褒美はなにがいいかに正解はなく、わが子の「今」に合うものを選ぶことが大切
- ご褒美がよくないと言われる背景には「やる気」と「親子関係」への不安がある
- やる気に対する不安の解消法は、ご褒美を「やらせるため」ではなく「頑張りを認めるため」に使うこと
- 親子関係に対する不安の解消法は、ご褒美を「応援のメッセージ」として渡すこと
- 努力や過程を言葉で認めることが、やる気の土台になる
- タイミングとメリハリをつけると、努力のリズムが生まれる
- 子どもにもなにがいいか選ばせることで、主体性と自信が育つ
中学生の子どもにご褒美はなにがいいのか、勉強にご褒美をあげるのは良いことなのか、本気で応援したいからこそ迷ってしまいますよね。
ご褒美に罪悪感を抱えていたママ友も、ご褒美に対する考え方と渡し方を少しずつ変えたことで、中学生のお子さんが「今日は〇〇を頑張ったよ!」と頑張りを素直に話してくれるようになったと言います。
「ご褒美がダメなんじゃなくて、どう使うかなんだね」と、少し安心した表情で話してくれるようになりました。
ご褒美はコントロールではなく、応援のメッセージです。やる気を奪うものではなく、育てるきっかけです。
「今日はどんなふうに頑張っていたかな?」そんな視点で見られるようになっただけで、親子の空気は変わります。
勉強をめぐるモヤモヤは、ゼロにはならないかもしれません。しかし、どう関わるかが見えてくると、イライラよりも応援の気持ちが少しずつ増えていきます。
あなたの「応援したい」という気持ちが土台にある限り、ご褒美は、子どもの背中をそっと押す力になりますよ。











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