お年玉用にポチ袋を買ったものの、名前をどこに書けばいいか迷ってしまいませんか?
私お年玉は親戚付き合いに関わってくるし、ちゃんとポチ袋の書き方や見本、マナーを確認したいな。
ポチ袋はたまにしか使わない方も多く、わたす時期になると書き方がわからなくなってしまいますよね。
基本的には、「表の左上に相手の名前」「裏の左下に自分の名前」を書きます。
- 【見本あり】お年玉ポチ袋の書き方と金額や入れ方のマナー
- 【例文あり】お年玉ポチ袋メッセージの書き方
- ポチ袋を準備するときに便利な筆ペンやシール
- ポチ袋のお年玉以外の活用方法
ポチ袋は、基本的なマナーを押さえておけば問題ありません。
ここでポチ袋の書き方を見本とともに確認しておくことで、わたした相手や家族、親戚にも喜んでもらえるでしょう。
これで今後もお付き合いを円滑に進めていくことができますよ!
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ポチ袋の書き方見本!名前はどこ?金額相場や入れ方も


最近のポチ袋はデザインが豊富で、お年玉をわたす相手のことを考えながら選ぶのもお正月前の楽しみの一つですね。
しかし、買った後に準備を進めていると、ポチ袋のどこに名前を書けばいいのか迷ってしまう方も多いでしょう。
表に相手の名前を書くときは、「表の左上に相手の名前」「裏の左下に自分の名前」を書きます(見本①)。表に名前を書けない・裏に名前を書く欄が2つある場合は、裏に名前を書きましょう(見本②)。
見本①表に相手の名前を書く場合


見本②裏に書く欄がある場合


ここでは、ポチ袋の書き方見本とともに、どこに何を書くか説明していますので確認していきましょう。
①相手の名前
相手の名前は「表の左上」に書くのが基本です。裏面に名前欄が2つあるタイプは、「右の欄に相手の名前」を書きましょう。
絵柄の関係で表に名前を書けるスペースがない場合は、相手の名前を書かなくても問題ありません。
表にスペースがなくても、間違いを防ぐために名前を書きたい場合は、「表の空いているスペース」や「裏の右上」に相手の名前を書いても大丈夫です。



名前は正式な漢字で書いた方がいいのかな?
名前を漢字で書くという決まりはありません。
- 幼児~小学生低学年 → ひらがな
- 「りんちゃんへ」「みなとくんへ」「みーちゃんへ」「たっくんへ」
- 漢字が読める年齢や小学生高学年以上→漢字
- 「鈴木凜ちゃん」「山田湊くん」「鈴木凜様」「山田湊様」
②自分の名前
自分の名前は「裏の左下」に書くのが基本です。裏面に名前欄が2つあるタイプは、「左の欄に自分の名前」を書きましょう。
- 幼児~小学生低学年 → ひらがな
- 「はなこおばさんより」「たろうおじさんより」「おばあちゃんより」「おじいちゃんより」
- 漢字が読める年齢や小学生高学年以上→漢字
- 「鈴木花子より」「鈴木太郎」「鈴木家」「鈴木家一同」
自分の名前を書かなくてもマナー違反とは言えませんが、書いてあげた方が親切です。



子どもに聞いても「おばさんにもらった!」しか言わないし…。どのおばさん?
お年玉をいただいた親としては、どなたにいただいたのか把握しておきたいですよね。
子どもはどの人も「おじさん」「おばさん」で済ませてしまったり、誰にもらったか忘れています。あまり知らない親戚も混じっていたりすると、もう予測不可能です。
よい関係を築くためにも、自分の名前を書いておいた方が良さそうです。
③金額
ポチ袋のどこかに金額を書くべきかどうか、迷うかもしれませんね。
しかし、ポチ袋に金額を書く必要はないです。
そもそもポチ袋は「これっぽっち」「少しだけ」のお金を、想いを込めて伝えるための袋です。
金額を書くと人によっては生々しく、失礼と感じるかもしれません。
金額を書いておきたい場合は、以下の方法もありますので参考にしてください。
- 裏面に小さく金額を書く
- 中袋を用意し、中袋に金額を書いてポチ袋に入れる
- 別紙を用意し、別紙に金額を書いてポチ袋に入れる
お年玉の相場
お年玉にいくら入れればいいか?というのも、毎年頭を悩ませるところですね。
お年玉の金額は、はっきりとした決まりがあるわけではなく、家庭の考え方や親戚との関係性、兄弟姉妹の人数などによっても差があります。
そのため、無理のない金額で用意することが一番大切です。
あくまで参考として、一般的に多く見られる目安をまとめました。
| 年齢 | 金額の目安 |
|---|---|
| 未就学児 | 500円~1,000円 |
| 小学生低学年 | 1,000円~2,000円 |
| 小学生高学年 | 2,000円~3,000円 |
| 中学生 | 3,000円~5,000円 |
| 高校生 | 5,000円前後 |
気持ちを込めてわたすものなので、金額に正解・不正解はありません。ご家庭の考え方に合わせて準備してくださいね。
お金の正しい入れ方
ポチ袋にお金を入れるときも厳密な決まりはありませんが、ポイントは硬貨や絵柄の表面をポチ袋の表側と合わせて入れることです。
具体的な入れ方はこちらを参考にしてください。
- 硬貨の場合
- 表(絵柄のある面)をポチ袋の表に合わせて入れる
- お札を折らない場合
- お札の肖像(顔)が表側·上に来る向きが一般的
- ポチ袋の表書きと、お札の表がそろう向きに入れる
- お札を三つ折りにする場合
- お札を表向き(肖像が上)に置く
- 下側を先に折り上げる
- 上側を折り下げて三つ折りにする
- 肖像が表側·上に来る向きでポチ袋に入れる
完璧な入れ方でなくても失礼にはなりませんが、ポイントをおさえて丁寧に準備しておけば安心できますね。
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ポチ袋の書き方例文!メッセージを添えたいとき





お金だけじゃなくて、気持ちも伝えられたらいいな!
一人ひとりに想いを伝えられるせっかくの機会なので、ポチ袋にメッセージを書きたいな、と思うこともありますよね。
書き方に決まりはありませんが、一般的には裏面または別紙に、応援や明るい年を願う一言を書くことが多いです。
- 一般的には「裏面の空いているスペース」や「別紙」に書く
- 別紙に書く場合は、小さなメモ用紙やカードに書いてポチ袋に入れる
漢字が読めない小さな子向け、新年のお祝い、応援、感謝のメッセージの例文を載せています。
ポチ袋に「ちょこっとメッセージ」を書くと、きっともらった子の心に届くものになります。
どんなメッセージにしようか迷ってしまうときは、ぜひ例文を参考に自分なりの書き方にアレンジしてみてくださいね。
漢字が読めない小さな子向け(3~6歳)
小さな子には、ひらがなで書き、わかりやすい一言にしましょう。
- ことしもげんきにすごしてね!
- いっぱいあそんでね!
- えがおが いちばん!
- たのしい いちねんに しようね
- また いっしょに あそぼうね
だんだん文字が読めるようになってくる年齢なので、一生懸命読んでくれる子も多いはずです。
わたすお子さんのことを考えながらちょこっとメッセージを書くだけで、特別なポチ袋になりますね。



親戚の子に手わたすとき、メッセージを一緒に言ってあげようかな。
新年のお祝いメッセージ
新年のお祝いメッセージは、誰にでも安心して使える定番のメッセージです。
「あけましておめでとう」や「良い一年を願う言葉」は、年齢や関係性を問わず使いやすく、お年玉に添えるメッセージとしてよく選ばれています。
短い言葉でも改めて文字にすると明るい気持ちが伝わりますね。
- あけましておめでとう!
- すてきな一年になりますように
- えがおいっぱいの一年になりますように
- 新しい一年がすてきな年になりますように
- 楽しいことがたくさんありますように
応援メッセージ
明るい言葉を添えると新年のわくわくした雰囲気が伝わるので、前向きな応援メッセージもおすすめです。
もらった子にとって、毎年見ててくれる人がいると実感できて嬉しいですよね。
前向きな表現は子どもにも意味が伝わりやすく、ポチ袋のメッセージとして使いやすい言葉です。
- 今年も元気にすごしてね
- たくさん笑って過ごしてね
- 応援しています。がんばってね
- 部活や勉強がんばってるね。楽しんでね!
- 体に気をつけて、充実した一年を過ごしてね



中学生以上になると、部活を頑張っている子も多いからぴったり!
感謝を伝えるメッセージ
意外と感謝を伝える機会はあまりないですが、感謝の気持ちはメッセージにすると伝わりやすいです。
普段は照れて言えない言葉も、文字にすると伝えやすいですね。
短い感謝の言葉は年齢や関係性を問わず使いやすく、ポチ袋にも書きやすいので例文を参考にしてみてください。
- いつもありがとう!
- 元気でいてくれてありがとう
- えがおに元気をもらってます。ありがとう
- いつも元気に話してくれてありがとう
- 遠いところまで来てくれてありがとう
メッセージの書き方は、あまり難しく考えなくて大丈夫です。スッと思い浮かんだ言葉を書いてみてくださいね。
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ポチ袋の書き方アイテム!筆ペンやシールをご紹介


ご祝儀袋と違うとはいえ、ポチ袋の筆記具をどうしたらいいか、迷ってしまいますよね。
そこで、書き方がわかり書く内容や書く位置が決まったら、次に確認したいのが書くためのアイテムです。
さらにここでは、封をするアイテムのシールについてもご紹介しています。



ポチ袋には筆ペンがいいかな?ボールペンでもいいかな?
ポチ袋にはボールペンで書いても問題ありませんが、サインペン、できれば筆ペンの方が良いです。
ポチ袋は文字も小さく、サインペンに近い感覚の筆ペンで十分なので気軽に試してみてくださいね。
筆ペンのおすすめ3選
筆ペンには「硬筆」「軟筆」「毛筆」タイプがあり、穂先の硬さが異なります。
書道経験がある方は毛筆タイプを、筆に慣れていない方や文字に自信のない方は軟筆や硬筆タイプを選ぶといいでしょう。
筆ペンはポチ袋以外にも使えるので、使いやすい1本を見つけておくと便利ですね。
ただ、普段使わない方にとってはお店で筆ペンを見ても違いがわかりにくいので、「硬筆」「軟筆」「毛筆」タイプそれぞれの特徴と選び方をまとめました。
硬筆タイプ
筆ペンを扱いにくいと感じる方や、字に自信がない方も多いと思います。
そのような場合は、硬筆タイプを選ぶのがおすすめです。
硬筆タイプの穂先は硬めで、サインペンと同じような感覚の書き方で書けます。
筆の流れを表現するのは難しいですが、ポチ袋のような小さいスペースにも書きやすくぴったりです。
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軟筆タイプ
軟筆タイプは、穂先がやわらかく、毛筆に近い書き心地の筆ペンです。
力の入れ具合で線の太さが自然に変わり、毛筆タイプほど扱いが難しくありません。
毛筆に近い味わいのある字を書きたい方におすすめです。
ポチ袋は多少字が崩れても味に見えるので、筆ペンに挑戦したい方はぜひ試してみてくださいね。
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毛筆タイプ
穂先が本物の毛、またはそれに近い素材で作られているのが毛筆タイプです。
書き味は書道の筆に最も近く本格的な筆文字を書けるので、ポチ袋の雰囲気もグッと良くなります。
書道の経験があり筆を使った書き方がわかる方は、特に毛筆タイプの筆ペンがおすすめです。
特別感があって、もらった子も喜びますよ。
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シール
筆記用具を準備するときに、一緒に購入しておくと便利なアイテムがシールです。
一般的に、ポチ袋はのりで封をしません。相手が中身を取り出しやすく、すぐ確認できるようにするためです。
ただ、子どもにわたすときは中身が飛び出してしまわないか心配ですよね。
子どもが喜びそうなシールがたくさん販売されているので、探してみてくださいね。
- 筆ペンには「硬筆」「軟筆」「毛筆」タイプがあるので、筆に不慣れな場合は硬筆タイプがおすすめ
- ポチ袋には封をしないので、留めたい場合はシールを使うのがおすすめ
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お祝いポチ袋の書き方!お年玉の他にも使い道いろいろ


ポチ袋はお年玉以外にも、お祝い、お小遣い、お礼など、使い道が幅広くあります。
そして、このような場面でも書き方にはっきりとした決まりはありません。
表に「お祝い」「お車代」といった名目を記載し、お年玉と同じように「相手の名前を表の左上」「自分の名前を裏の左下」に書くといいでしょう。
しかし、これほど多く使い道があってもポチ袋は余分に用意しておくことも多いので、そのまま余ってしまうこともありますよね。
そういったときのために、余ってしまったポチ袋の活用方法も最後にご紹介します。
心ばかりのお金を包んでわたす【お小遣い·心付け·お車代·お祝いなど】
気持ちのこもったお祝いやお礼をわたす際は、お金を包んでわたすのが基本のマナーです。
しかし、祝儀袋に入れるほど高額ではないというとき、何に入れるか悩んでしまいますよね。
目安として、1万円以上の金額をわたすときは祝儀袋を使いましょう。1万円までの金額をわたすときは、いろいろなデザインがあるポチ袋が便利です。
- 表に「お祝い」「心付け」といった名目を書く
- 相手の名前を表の左上に書く
- 自分の名前を裏の左下に書く
- 金額を書く場合は裏面に書く
書き方は、表に「お小遣い」「心付け」などと名目を記載してもいいですし、何も書かなくても失礼にはあたりません。
お礼のメモを入れてわたす
改まって手紙をわたすほどではないけれど、メモなどにお礼の気持ちを書いてわたしたいことがありますよね。
そのようなときにポチ袋を活用してみてはいかがでしょうか。
ただメモをわたされるより、ポチ袋に「ありがとう」「助かったよ」などお礼の気持ちがこもったメッセージも同封されていた方が、相手もうれしいですよね。
- 表には何も書かず、シンプルに使っても問題なし
- 中に「ありがとう」「助かりました」など一言メモを入れる
ポチ袋は気持ちをさりげなく伝えられる、とても便利なアイテムです。
余ったポチ袋の活用方法



余ったポチ袋はどうしようかな?
予備としてポチ袋を余分に用意すると、そのまま余ってしまうこともありますよね。
ポチ袋はお金やお礼の気持ちをわたす以外に、普段の生活の中でも使い道があります。
特に、小分けにして配ったり、細かい物を一つにまとめて収納するといった使い方に向いています。
小分けにして配る
ポチ袋は、お菓子や小物を配るときの袋としても使えます。



お菓子タイムでお菓子を配るときにいいかも!
子どものお友達にお菓子を配ることがありますよね。
小さなお菓子を1つでは寂しいし、いくつもわたすとばらばらで持ちにくい、という時に使ってみましょう。
小さなグミや飴玉を入れやすいサイズなので、数種類をまとめて入れるのにちょうどいいですね。
小物の収納として使う
ポチ袋は、誰かにわたすだけでなく、自分の家の中でも活用できます。
特に、細かくてばらばらになりやすい小物を収納したいときに便利です。
クリップや切手、シールなど、ちょっとしたものは散らかりやすいですよね。
そんなときに場所をとらず、軽くフタをできて持ち運びしやすいポチ袋はとても便利なので使ってみてください。
- ポチ袋はお年玉だけでなく、お祝いやお礼にお金を包みたいときにも便利
- お祝いやお礼の場合、表に「お祝い」「心付け」といった名目を書き、名前はお年玉の書き方と同じで良い
- ポチ袋は細かな物の小分けや収納にも活用できる
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まとめ


- 「表の左上に相手の名前」「裏の左下に自分の名前」の書き方が基本で、裏面に名前欄が2つあるタイプは「右の欄に相手の名前」「左の欄に自分の名前」を書く
- 名前は年齢に合わせてひらがな表記にしたり、普段の呼び名で書くと親しみが出てわかりやすい
- 金額は基本的に書かないが、書きたい場合は裏面や中袋、別紙に書く
- 入れる金額は家庭の考え方や相手との関係性を考え無理のない金額にし、お金の表側をポチ袋の表側に向けて入れる
- 新年のお祝い、応援、感謝などのメッセージを添える場合は、裏面または別紙に書くと良い
- 筆記具は筆ペンが良く、穂先の硬さが異なる①硬筆②軟筆③毛筆の3タイプがあり、筆に慣れていない人は硬筆タイプがおすすめ
- ポチ袋に封はしないので、子どもが喜ぶシールを貼るのがおすすめ
- ポチ袋をお年玉以外に活用させる方法①お祝いやお礼のお金を包んでわたす②お礼のメモを入れてわたす③小分けにする④小物の収納
ポチ袋は、わたす前になると書き方が正しいのかどうか迷ってしまいますね。
忘れてしまったときは書き方見本を参考にするとマナーを押さえることができます。
ただし、ポチ袋は気軽に気持ちを伝えるための袋なので、見本通りにしなければと堅苦しく考えなくて大丈夫ということもわかりました。
お金だけでも十分なのに、相手のことを考えながらポチ袋を選び丁寧に文字を書くことで、気持ちは十分伝わるはずです。
見本やマナーにこだわりすぎず、さまざまなポチ袋からどれを使うか選んだり、シールを貼ったりメッセージを添えたりと、準備を楽しんでくださいね♪














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