年少の息子と10か月の娘を持つ主婦です。朝は余裕がないので準備が簡単な食パンを朝食に出すことが多くなりました。

子どもも食パンが大好きで喜んで食べるけれど、毎日のこととなると添加物が気になる。手軽に買える安全な食パンってどれ?
子どもを持つママにとって気になる、外国産小麦の使用や添加物の有無、トランス脂肪酸含有量の情報をもとにした、“食パン安全ランキングTOP10”を作成しました。
食パン安全ランキング1位は国産小麦100%使用、無添加、トランス脂肪酸0gで、スーパーでも取り扱いの多い「超熟国産小麦/Pasco」です。
この記事では外国産小麦や添加物、トランス脂肪酸が良くないと言われている理由と選び方を分かりやすくお伝えします。
安全な食パンを納得して選べれば、余計な心配をせず毎日おいしく楽しく食べられますよ。
- 食パン安全ランキングTOP10
- 食パンの安全な選び方
- おすすめの保存方法
\いつもの食パンがふわっと仕上がる/


食パン安全ランキングTOP10


毎日おいしく食べるために、安全な食パンを選びたいですよね。
体に良くないと言われる外国産小麦、添加物、トランス脂肪酸に関するデータをもとに、手軽に買える安全な食パンをランキング形式でご紹介します。
- 超熟国産小麦【角型・山型】/Pasco
- 国産小麦粉と米粉のもっちり食パン/成城石井
- こだわり酵母食パン/パルシステム
- 天然酵母の角食パン・山食パン/タマヤパン
- 国産小麦のもっちり食パン/タカキベーカリー
- イギリスパン/紀ノ国屋
- パン職人のこだわり湯種食パン/成城石井
- フリーフロムパン・ド・ミ/トップバリュ
- 超熟【角型・山型】/Pasco
- シャトレーゼがつくった素材のおいしさそのまま食パン/シャトレーゼ
《1位》超熟国産小麦【角型・山型】/Pasco


原材料 | 【角型】小麦粉(小麦(国産))、砂糖、バター、パン酵母、食塩、醸造酢、米粉、(一部に小麦・乳成分を含む) 【山型】小麦粉(小麦(国産))、砂糖、バター、パン酵母、発酵種、食塩、米粉、醸造酢、(一部に小麦・乳成分を含む) |
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価格帯 | 1斤 300円~350円程度 ハーフ 140円~180円程度 |
食パン安全ランキング1位は、Pasco“超熟国産小麦”です。国産小麦100%で無添加、トランス脂肪酸も0gです。小麦粉だけでなくバターも国産を使用しています。
スーパーで手軽に購入できるところもランキング1位に選んだ理由です。ママにとって、毎日食べる食パンをいつものスーパーで買えるというのは大きなメリットですよね。
上記は1斤の画像ですが、スーパーではハーフサイズの商品が並んでいることが多いです。
口コミでも離乳食用など、安心して子どもにあげられるという声が多いです。
《2位》国産小麦粉と米粉のもっちり食パン/成城石井


原材料 | 小麦粉(小麦(国産))、米粉ミックス、湯種(小麦粉、もち米粉、オリゴ糖、砂糖、食塩、小麦蛋白)、砂糖、バター、イースト、食塩、脱脂粉乳、調味酢、(一部に小麦・乳成分を含む) |
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公式通販価格 | 474円(税込) |
成城石井の“国産小麦粉と米粉のもっちり食パン”は無添加で、使用されている小麦粉の100%が国産です。米粉入りでもっちりとした食感が特徴です。
無添加やこだわりの食材を取り扱う成城石井は、店舗だけでなく通販でも購入することができます。通販では注文を確認してから製造し、発送されます。
成城石井はからだにやさしい食材を扱っている高級スーパー。日常的に行くお店ではないかもしれませんが、ふらっと立ち寄った際にためしてみたい一品ですね。
《3位》こだわり酵母食パン/パルシステム


原材料 | 国産小麦粉、ホシノ天然酵母パン種、砂糖、食塩 |
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公式価格 | 1斤 257円(税込) 1.5斤 376円(税込) |
パルシステムの“こだわり酵母食パン”は国産小麦粉を含め、4つの原材料のみで作られた、とてもシンプルな食パンです。もちろん無添加です。
以前は外国産小麦を使用していましたが、2024年10月に国産小麦へと変更されました。
安心安全な食材や商品が特徴のパルシステム、食の安全を考え始めたこのタイミングで加入するのもいいですね。
\お得におためし/
《4位》天然酵母の角食パン・山食パン/タマヤパン




原材料 | 【角食パン】小麦粉(小麦(国産))、自家製酵母、砂糖、植物油脂、パン酵母(白神こだま酵母)、食塩、醸造酢、バター、卵 【山食パン】小麦粉(小麦(国産))、自家製酵母、砂糖、植物油脂、パン酵母(白神こだま酵母)、食塩、バター、卵 |
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価格帯 | 390円~450円程度 |
タマヤパンの“天然酵母の角食パン・山食パン”は北海道産小麦を使用し、無添加で作られた食パンです。
タマヤパンの食パンはすべて外国産小麦を使わず生産されています。大阪府にある会社ですが、関東でも高島屋などの百貨店やオーガニック食材の店舗でも取り扱いがあります。
添加物については、安心安全への配慮ももちろんですが、「美味しさを優先するのであれば添加物は必要ない」とホームページで語られています。



自然のおいしさを味わってみたいと思わせる言葉ですね。
《5位》国産小麦のもっちり食パン/タカキベーカリー


原材料 | 小麦粉(小麦(国産))、ごま油、食塩、パン酵母、モルト、食酢、発酵風味料、砂糖、調味酢/酒精、V.C、ホップ、(一部に小麦・乳成分・ごまを含む) |
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価格帯 | 300円前後 |
タカキベーカリーの“国産小麦のもっちり食パン”は国産小麦100%で、バターやマーガリンではなく、ごま油が使用されている珍しい食パンです。
タカキベーカリーは、余計なものを使用せず素材の良さを引き出すパンづくりを目指している会社で、“石窯シリーズ”が有名です。
国産小麦のもっちり食パンは一般的なものより小ぶりで、焼くと表面はカリッと、中は厚みがあるのでもちもち食感になります。
《6位》イギリスパン/紀ノ国屋


原材料 | 小麦粉(国内製造)、ホップス種、砂糖、食塩、イースト、(一部に小麦を含む) |
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公式通販価格 | 453円(税込) |
食パン安全ランキング6位からは外国産小麦使用の食パンです。
紀ノ国屋の“イギリスパン”は素材がシンプルで無添加の食パンです。
1958年に発売された、紀ノ国屋を代表するロングセラーの商品です。時代が変わっても愛され続けるシンプルで飽きのこない食パンです。
他に比べると価格は高めですが、ロングセラーということはそれだけ根強い人気があるんですね。
《7位》パン職人のこだわり湯種食パン/成城石井


原材料 | 小麦粉(国内製造)、湯種(小麦粉、砂糖、食塩、脱脂粉乳)、加糖練乳、バター、砂糖、イースト、脱脂粉乳、調味酢、食塩、(一部に小麦・乳成分を含む) |
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公式通販価格 | 430円(税込) |
こだわりの食材が揃う成城石井の“パン職人のこだわり湯種食パン”は、添加物を使わずに作られた食パンです。
ランキング2位の国産小麦粉と米粉のもっちり食パンと同じく、健康志向の消費者に人気のスーパー、成城石井の商品です。
SNSでは耳がおいしいという口コミが多数見られました。
《8位》フリーフロムパン・ド・ミ/トップバリュ


原材料 | 小麦粉(国内製造)、砂糖、オリーブ油、食塩、パン酵母、発酵風味料(小麦・乳成分を含む)、小麦たん白 |
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公式価格 | 208円(税込価格 224.64円) |
トップバリュの“フリーフロムパン・ド・ミ”はマーガリンを使わず、オリーブオイルを使った香り豊かな食パンです。トランス脂肪酸0g、添加物も不使用です。
イオン系列の店舗(イオン、マックスバリュ、まいばすけっとなど)で販売されています。
オリーブオイルを使用しているというところが気になりますね。原材料もシンプルで安心して食べられるとの口コミも多い商品です。
《9位》超熟【角型・山型】/Pasco


原材料 | 【角型】小麦粉(国内製造)、砂糖、バター入りマーガリン、パン酵母、食塩、米粉、醸造酢、(一部に小麦・乳成分を含む) 【山型】小麦粉(国内製造)、砂糖、バター入りマーガリン、パン酵母、食塩、でんぷん、米粉、醸造酢、(一部に小麦・乳成分を含む) |
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価格帯 | 【角型】170円~210円程度 【山型】170円~220円程度 |
Pascoの“超熟”は余計なものは入れないというCMの言葉どおり、添加物は使われていません。バター入りマーガリンが入っていますが、トランス脂肪酸0gと公表されています。
1位の超熟国産小麦もいいけど、「毎日食べるにはもう少し価格を抑えたい」という場合におすすめの食パンです。
Pascoは公式HPのよくある質問の中で、食品添加物について「疑わしきは使用せず」、「安全性に疑問があると社会的に取り上げられたものはできる限り使用しない方針」と回答しています。



添加物への考え方がとても消費者に寄り添っていますね。
《10位》シャトレーゼがつくった素材のおいしさそのまま食パン/シャトレーゼ


原材料 | 小麦粉(国内製造)、砂糖(甘しゃ分蜜糖)、牛乳(八ヶ岳)、乳等を主要原料とする食品、加糖練乳、発酵風味料、バター、パン酵母、食塩、醸造酢、油脂加工食品、麦芽エキス、(一部に乳製品・小麦を含む) |
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公式通販価格 | 356円(税込) |
“シャトレーゼがつくった素材のおいしさそのまま食パン”は無添加で砂糖や牛乳、水にもこだわった食パンです。
安さで有名なシャトレーゼですが、素材にこだわった商品や無添加のお菓子も多く、小さな子どもがいる家庭にはからだにもお財布にもやさしいお店です。
素材の中でも水にこだわって作られているのはシャトレーゼならではですね。南アルプスの麓にある「日本名水百選」にも選ばれた白州の名水が使われています。
食パンの安全な選び方!リスクを知り表示を見極めよう!


食パン安全ランキングTOP10は外国産小麦や添加物(イーストフード、乳化剤)の使用、トランス脂肪酸の含有量を基準に選びました。
危険性があると言われる成分を調べて食パンの安全な選び方と表示についてまとめました。
- 外国産小麦を避け「小麦粉(小麦(国産))」や「国産小麦100%使用」を選ぶ
- 添加物は、原材料表示の「/」以降を確認(無添加表記があればより安心)
- マーガリンやショートニング不使用やトランス脂肪酸0g表示を目安に選ぶ
ここからは上記の食パンの選び方をまとめるために調べたことを分かりやすく解説します。
外国産小麦や添加物、トランス脂肪酸について知れば、過度に怖がらず上手に自分に合った食パンを選ぶことができますよ。
①外国産小麦を避け「小麦粉(小麦(国産))」や「国産小麦100%使用」を選ぶ
外国産小麦は、収穫前(プレハーベスト)と収穫後(ポストハーベスト)の両方で薬剤処理を受ける可能性があるため、残留農薬の危険性が指摘されています。
国産小麦ではプレハーベスト、ポストハーベストという処理は行われていないので、外国産小麦より国産小麦を選ぶのが安心安全ですね。
原材料表示の「小麦粉(小麦(国産))」や、パッケージの「国産小麦100%使用」表示を確認し、外国産小麦を避けましょう。
「小麦粉(国内製造)」と紛らわしい書き方をされているものは、「日本で製粉されたもの」に使われる表記で、小麦の産地は分かりません。
国産の場合、企業は「国産」と強調すると思いますので、「小麦粉(国内製造)」は外国産小麦の可能性が高いです。
日本では残留農薬の基準を超えたものは販売できないという法律があるので、市場に出回っているものは“安全”とされます。
しかし、2017年12月にプレハーベストで使用される農薬「グリホサート」の残留農薬の基準が、輸出国の基準に合わせて引き上げられました。その事実が残留農薬に対しての不安を消費者に与えています。



引き上げられた基準が「安全」と言われても、厳しかった基準が緩くなったら消費者は不安ですよね。本当安全なの?
現在プレハーベストやポストハーベストで使われている農薬は呼気や尿から排出されやすく、体内に溜まりにくいものです。普通に食べている分には問題ありません。



体内に蓄積されて溜まっていくわけではなく、体内に入れなくなれば排出されどんどん体からなくなっていきます。国産小麦を選んでいれば健康リスクを減らすことができますね。
次にプレハーベストとポストハーベストのリスクについて解説します。
プレハーベスト
プレハーベストは収穫直前に除草剤を畑にまいて、小麦を一気に枯らし乾燥させる方法です。
アメリカやカナダなどでは効率を上げるためによく使われていますが、収穫直前に薬剤を散布するため、穀粒に残留しやすいことが問題視されています。
プレハーベストで特に危険性が指摘されているのは「グリホサート」です。発がん性やホルモンバランス、場内環境への影響が疑われています。
前述のとおり基準は引き上げられましたが、日本の基準では一生食べ続けても健康に影響がないとされる安全基準より、はるかに低い値に抑えられていると言われています。(農林水産省)
ポストハーベスト
ポストハーベストは収穫後に、船で長く運んだり保存したりする間に虫やカビが出ないよう、ガスで燻蒸(くんじょう)処理をするものです。
臭化メチルやリン化アルミニウム、リン化マグネシウムといった殺虫剤、防カビ剤の毒性が問題視されています。
しかし、実は健康リスクが高いのは吸入の可能性がある作業従事者。薬剤自体の毒性や作業環境の危険性から、消費者にも危険視されているようです。
臭化メチル、リン化アルミニウム、リン化マグネシウムは、処理後は揮発してしまうため食品に残る可能性はほとんどないと言われています。
②添加物は、原材料表示の「/」以降を確認(無添加表記があればより安心)
添加物を避けたい場合は、原材料表示の「/(スラッシュ)」以降や「無添加」という表示を確認して選びましょう。
原材料表示にの中に「/」が書かれているものは「/」以降が添加物です。原材料名と添加物が別で表示されている場合もあります。


食パンに使われる添加物の中で特に危険性が指摘されているのはイーストフードと乳化剤です。



最近「イーストフード不使用」や「乳化剤不使用」という表示を見かけなくなった気がする…。
2019年から日本パン工業会が制定した、「イーストフード、乳化剤不使用」等の強調表示自粛に関する自主基準により、各社強調表示を外す動きになりました。
強調表示により、イーストフードや乳化剤は安全ではないと誤解されるという懸念から「不使用」という表示があまりされなくなっただけで、原材料に書いてなければ使われていません。
食パンに使用されるイーストフードや乳化剤について調べ、そこから見えてきた食パンを食べるときの注意点をまとめました。
イーストフード
イーストフードはパンを発酵させる酵母(イースト)が元気に働けるように補助する食品添加物の総称です。リン酸塩類や硫酸塩類などを組み合わせて使います。
イーストフードは総称なのでその中にどんな添加物が含まれているかは表示されませんが、発がん性や骨粗しょう症のリスクが疑われています。
「イースト」は酵母、添加物である「イーストフード」は全く別物です。
リンは過剰摂取するとカルシウムの吸収を阻害するとして問題視されていますが、実際はイーストフードとして食パンに含まれるリン酸塩類は微量で、加工食品からの摂取に注意が必要です。
イーストフードに含まれるリン酸塩類は食パンよりもハムやベーコンなどの加工食品やチーズに多く含まれています。
食パンよりも、一緒に食べることの多いハムやベーコン、チーズから過剰摂取する可能性があるということです。
食品 | 表示 |
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肉の加工食品 (ハム、ベーコンなど) | リン酸塩(Na)、ポリリン酸Na、ピロリン酸Naなど |
プロセスチーズ | 乳化剤 |
ハムやベーコンのリン酸塩類不使用の商品は少なく、摂り過ぎないという対策が必要です。
チーズはプロセスチーズよりもナチュラルチーズを選ぶとリン酸塩の摂取を少なくできます。
野菜やたまごなど添加物が少ない食品を利用して、加工食品の頻度を減らす工夫をしてみてくださいね。
乳化剤
乳化剤とは、水と油のように本来混ざりにくいものをなじませて、分離しにくくするための食品添加物です。パンやアイス、ドレッシングなどに使われます。
イーストフードと同じく乳化剤は添加物の総称で、何が配合されているかは表示されません。イーストフードにも含まれる、リン酸塩類も入っている可能性があります。
乳化剤で特に健康リスクが指摘されている成分はポリソルベート類で、腸内環境への影響が疑われていますが、食パンにはあまり使用されていません。
③マーガリンやショートニング不使用やトランス脂肪酸0g表示を目安に選ぶ
トランス脂肪酸を避ける場合はマーガリンやショートニングが入っていない商品や、トランス脂肪酸0gと表示されているものを選びましょう。
牛肉や羊肉、乳製品には天然のトランス脂肪酸が含まれているため、トランス脂肪酸の摂取量をゼロにするのは難しいですが、減らすのが望ましいとされています。
「悪玉コレステロール(LDL)」を増やし、「善玉コレステロール(HDL)」を減らすため、心臓病のリスクを高めるといわれている。
最近では国内生産のマーガリンやショートニングはトランス脂肪酸を作らない加工方法で製造されていることが多くなっていて、トランス脂肪酸含有量は大幅に減っています。
マーガリンが入っていてもトランス脂肪酸0gと公表されている商品があるのはそのためです。
外国製造のマーガリンにはトランス脂肪酸が多く含まれている可能性もあります。
表示からは国内製造か海外製造かはわからないため、気になる場合はマーガリンやショートニング不使用の商品を選びましょう。
食パン安全でおすすめの保存法


ここまでは外国産小麦や添加物、トランス脂肪酸について解説してきましたが、注意したいのはそれだけではありません。
食パンに生えるカビの一部には発がん性が確認されています。
食パンのいちばんおすすめな保存方法は「冷凍保存」です。スライスした食パンを一枚ずつラップして、さらにジッパー付き保存袋に入れて冷凍しましょう。
保存方法や食パンのカビについてまとめました。上手に保存して食パンを安全においしくいただきましょう。
保存方法



食パンの袋に「直射日光、高温多湿を避けて保存してください。」って書いてあるけど、冷蔵庫でいいの?
いちばん安全においしく食べることができる保存方法は、「冷凍保存」です。
清潔な手やトングで一枚ずつラップかアルミホイルにくるんで、ジッパー付き保存袋に入れて空気を抜いて冷凍するのがおすすめです。
冷蔵庫で保存すると、常温よりはカビは生えにくいですが、デンプンの劣化が進みやすくぱさぱさした食感になってしまいます。



私は賞味期限ぎりぎりまで冷蔵保存していました。買ってきてすぐに食べない場合は冷凍します!
冷凍した食パンの保存は2週間から1ヵ月程度が目安ですが、冷凍保存も長くなればなるほど劣化していきますので、なるべく早く食べきりましょう。
解凍方法・食べ方
冷凍した食パンはそのままトースターで焼くのがおすすめです。自然解凍してもおいしく食べられます。
トースターにもよりますが、常温の食パンを焼くよりも少し長めに設定すればOK。トースターによっては冷凍のまま焼くときのボタンがあるものもあります。
自然解凍する場合は季節に合わせて室温に1~4時間ほど置いておくと全体が柔らかくなりますが、夏場は傷みやすいので控えましょう。
電子レンジで20~30秒温めるという方法もあります。やり過ぎると固くなるので様子を見ながら温めてください。
食パンのカビに注意
食パンに生えるカビからは、発がん性が疑われるカビ毒(マイコトキシン)が作られることがあります。
全てのカビからカビ毒が作られるわけではありませんが、どのカビから作られるのか見分けることはできないので、少しでもカビが生えていたら、食べずに処分しましょう。
カビだけを取り除いて「見た目にカビがなければ食べてもOK」というものではありません。少しでもカビが生えた食パンは食べないでください。
小さい子どもがいるママは外国産小麦、添加物、トランス脂肪酸にも気を付けたいですが、カビにも注意して安全に食パンを楽しみましょう。
\具材を挟んでボリューム満点/


まとめ


- 外国産小麦の使用や添加物の有無、トランス脂肪酸含有量の情報を基にした、食パン安全ランキング1位は「超熟国産小麦【角型・山型】」
- 外国産小麦を避け「小麦粉(小麦(国産))」や「国産小麦100%使用」を選ぶ
- 添加物は、原材料表示の「/(スラッシュ)」以降を確認(無添加表記があればより安心)
- 食パンよりも加工食品の添加物に注意
- マーガリンやショートニング不使用やトランス脂肪酸0g表示を目安に選ぶ
- 食パンの安全な保存方法は冷凍保存
- 食パンにカビが生えたら、食べずに処分する
『毎日食べる食パンは安全なのか』なんとなく怖がっていたものを丁寧に調べていくうちに、選び方が分かってきました。
表示をきちんと理解してポイントを押さえれば、自分で納得して選ぶことができますよね。
健康リスクの話題は難しく、読んでも忘れてしまうこともありますが、ランキングにすることで、忙しいママたちが迷わずに選べるようになると嬉しいです。
我が家の毎日の食パンは手軽に買える、ランキング1位の「超熟国産小麦」にしようと思います。
身体への影響は気になるけれど、楽しくおいしくよく噛んで食べるのがいちばん消化にも良いと言われています。行動範囲やお財布とも相談して無理なく食パン選びを楽しんでくださいね。
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