
私はグミが大好きな元管理栄養士の主婦です。特にハリボーが大好きで、子どもの頃から食べています!
先日友人から、「ハリボーグミって体に悪いのかな?」と相談されました。
友人はママ友に「海外のグミは体に悪いから食べない方がいいよ」と言われ、子どももよく食べていたので不安になったそうです。
ハリボーグミの原材料を調べたところ、添加物が少なく着色料も自然由来のものを使用するなどこだわって造られているため、食べ過ぎなければ体に悪くはないとわかりました。
- ハリボーグミの原材料と添加物について
- ハリボーグミと日本のグミを比較
- 食べ過ぎによるリスク
- 種類別の適量と体に良い食べ方
ハリボーグミが体に悪いのではと不安なままでは、おやつの時間も楽しめませんよね。



原材料や適量を知れば、自信を持っておやつの時間を楽しむことができますよ♪
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ハリボーグミは体に悪い?原材料を深堀り!





私も大好きなハリボー、体に悪いのかな?
ハリボーグミについて調べてみたところ、以下のことがわかりました。
前述した通り、ハリボーグミは使われている添加物が少なく、着色料も自然由来のものを使用するなどこだわって造られているため、食べ過ぎないように気をつければ体に悪くはありません。
調べた結果をご紹介していきます。
- ハリボーはどこの国からきたお菓子?
- ハリボーグミは何で作られているの?
- 日本のグミより体に悪い?
それでは見ていきましょう!
1.ハリボーはどこの国からきたお菓子?
ハリボーとは、1920年にドイツで創業し世界で初めてグミを開発した会社です。
ハリボーといえば、カラフルでかわいいクマのグミが有名ですよね。


100年以上も愛され続けているグミは、一体どんな原材料で造られているのでしょうか。詳しく見ていきましょう!
2.ハリボーグミは何で造られているの?



原材料を調べるために、薬局で3種類のハリボーを購入してきました
定番商品のゴールドベアとハッピーコーラ、カラフルでいかにも体に悪いのではと思ったミックスサワー、そして家に残っていたグレープフルーツ味の合計4種類の原材料を見ていきます。
原材料を確認したところ人工甘味料などを使用しておらず、手作りに近い材料で造られています。また、添加物のほとんどが自然由来であることがわかりました。
以下は、4商品の原材料です。
商品 | 原材料 |
---|---|
ゴールドベア![]() ![]() | 水あめ、砂糖、ゼラチン、ぶどう糖、濃縮還元果汁(りんご、ストロベリー、ラズベリー、オレンジ、レモン、パイナップル)/酸味料、着色料(果汁、フラボノイド、スピルリナ青、アントシアニン)、香料、光沢剤 |
ハッピーコーラ![]() ![]() | 水あめ、砂糖、ゼラチン、ぶどう糖/酸味料、着色料(カラメル)、香料、光沢剤 |
ミックスサワー![]() ![]() | 水あめ、砂糖、ゼラチン、ぶどう糖/クエン酸、リンゴ酸、クエン酸Ca、pH調整剤、着色料(果汁、野菜ジュース、アントシアニン、フラボノイド、スピルリナ青、カラメル)、香料、光沢剤 |
グレープフルーツ![]() ![]() 引用元 三菱食品 | 砂糖、水あめ、ゼラチン、濃縮還元果汁(グレープフルーツ) /pH調整剤、香料、着色料(果汁、アントシアニン) |
4商品とも主な材料は、水あめ・砂糖、ゼラチン・ぶどう糖です。
添加物に合成着色料が使われているのかと思いきや、果汁・野菜ジュース・果物や野菜の色素であるフラボノイド・アントシアニンなど自然由来のものばかりが並んでいます。



着色料の中に、聞いたことのないスピルリナ青っていうのがある。体に悪そう…
他にも光沢剤やpH調整剤など、体に悪そうな気になる添加物がありました。詳しくご紹介します。
着色料のスピルリナ青とは


ゴールドベアとミックスサワーで使われている着色料の″スピルリナ青”とは一体どのようなものなのでしょうか。
スピルリナ青は、スピルリナという藻類からとれる天然の着色料です。鮮やかな青色で、食品や飲み物の着色に使われています。
スピルリナは、栄養価も高くタンパク質・ビタミン・ミネラル・抗酸化物質が豊富に含まれています。



こんなに鮮やかな青色が天然素材だなんてビックリ!でも安心だね
着色料のカラメルとは
カラメルと聞くとお菓子のキャラメルやプリンのカラメルが頭に浮かびます。
体に悪いイメージが少ないカラメルですが、使われているカラメル色素によっては発がん性があり、食べ過ぎには注意が必要な添加物です。
カラメル色素は、処理方法によってⅠからⅣまで分類されます。
分類 | 特徴 | 製造コスト | 危険性 |
---|---|---|---|
Ⅰ | 加熱処理のみをしたもので昔ながらの製法のため、家庭でも作ることが可能 | 高い | 極めて低い |
Ⅱ | 亜硫酸化合物を加えて製造 | 日本では 使用を認められていない | 高い |
Ⅲ | 糖類にアンモニウム化合物を加えて熱処理、あるいは酸またはアルカリを加えて熱処理して得られたもの | 比較的安い | 高い (発がん性の疑い) |
Ⅳ | 糖類に亜硫酸化合物、及びアンモニウム化合物を加えて熱処理、あるいは酸またはアルカリを加えて熱処理して得られたもの | 比較的安い | 高い (発がん性の疑い) |
ⅢとⅣについては、熱処理の際に加えられたアンモニア化合物が、有害物質を作り出すことがWHOの発表によって明らかになっており、発がん性が疑われています。



発がん性の疑いがあると聞くと心配ですよね
食品安全委員会では、発がん性が疑われる有害物質(4-メチルイミダゾール)のリスクについて、以下のように説明しています。
A2:利用可能な情報に基づくと、カラメル色素として食品に用いられる濃度では、差し迫った危険性や短期的な危険性があると考えるべき理由はない。
あまり心配する必要はないとわかりましたね。しかし、カラメル色素はグミ以外にもアイスクリーム・飲み物・調味料など意外と多くの食品で使われています。



知らない間にカラメル色素をたくさん摂っている可能性もあるので、意識して原材料をチェックしましょう
酸味料とは
ハリボーグミに添加物として入っている酸味料はクエン酸です。
クエン酸とは、柑橘類などの果物に多く含まれる酸で、食品添加物やサプリメントとしても広く使用されていて、安全性が認められている添加物です。
酸味料の添加物としての役割は、味のバランスを整える・保存性を高めるなどがあります。
クエン酸を摂りすぎてしまうと歯を溶かしたり、胃にダメージを与えてしまったりしますので注意が必要ですが、おやつや食事として摂る通常の量なら問題ありません。



摂り過ぎは良くないけど、適量なら体に良い影響を与える添加物もあるんだね
光沢剤とは
光沢剤は、グミにツヤを出し見た目を良くする役割があります。光沢剤なんて聞くと、体に悪そうな人工的な原料が思い浮かびますよね。
しかし、ハリボーグミに使われている光沢剤は、ミツロウとカルナウバワックスという天然の成分です。
ミツロウはミツバチが巣をつくるために分泌するワックスで、カルナウバワックスはカルナウバヤシの葉から取れるワックスです。



ハリボーグミに使われている光沢剤は天然のワックスだから安心ですね♪
㏗調整剤とは
㏗調整剤とは、食品の㏗(酸性とアルカリ性の程度を示す指標)を適性に保つために使われる添加物のことです。
食品の㏗を適切な範囲に調整することで、微生物の繁殖を抑え保存性を高めたり、食品の変色を防いだりする効果があります。
㏗調整剤は一括表示が許可された添加物であるため、何が使われているか原材料表示では知ることができません。
3.日本のグミより体に悪い?
ハリボーグミの原材料を詳しく見てきましたが、日本のグミはもっと安心できる材料で作られているのでしょうか。
ハリボーのゴールドベア・ハッピーコーラと日本で造られているグミとで原材料を比較してみましょう。
- ゴールドベアを日本のフルーツ系グミと比較
- ハッピーコーラを日本のコーラ味のグミと比較
それでは詳しく見ていきましょう。
ゴールドベアを日本のフルーツ系グミと比較
ハリボーのゴールドベアを明治の果汁グミと比較してみたところ、原材料に大きな差はなく、ハリボーグミの方が体に悪いとは言えないことがわかりました。
商品 | 原材料 |
---|---|
ゴールドベア![]() ![]() | 水あめ、砂糖、ゼラチン、ぶどう糖、濃縮還元果汁(りんご、ストロベリー、ラズベリー、オレンジ、レモン、パイナップル)/酸味料、着色料(果汁、フラボノイド、スピルリナ青、アントシアニン)、香料、光沢剤 |
明治 果汁グミ ![]() ![]() 引用元 明治 | 水あめ(国内製造)、砂糖、濃縮ぶどう果汁、ゼラチン、食用油脂、でん粉 /酸味料、ゲル化剤(ペクチン)、香料、光沢剤 |
ハリボーと同じく、明治の果汁グミも人工甘味料は使用しておらず自然な原料が多いですね。
ハッピーコーラを日本のコーラ味のグミと比較
ハリボーのハッピーコーラと明治のコーラアップを比較したところ、ハッピーコーラの方が原材料がシンプルで天然のものが多いことがわかりました。
商品 | 原材料 |
---|---|
ハッピーコーラ![]() ![]() | 水あめ、砂糖、ゼラチン、ぶどう糖/酸味料、着色料(カラメル)、香料、光沢剤 |
明治 コーラアップ ![]() ![]() 引用元 明治 | 水あめ(国内製造)、砂糖、ゼラチン、植物油脂、でん粉 /ソルビトール、酸味料、増粘剤(アラビアガム)、カラメル色素、香料、光沢剤 |
ハッピーコーラもコーラアップも共通してカラメル色素を使用しています。
体に悪いものではありませんが、ソルビトールや増粘剤(ぞうねんざい)などがコーラアップの方が多く添加物が入っています。



添加物が少ないという点で、ハッピーコーラの方がむしろ体に優しいですね
ハリボーグミは”体に悪い”とは言えないことが原材料を見てわかりましたね。しかし、いくら原材料が体に悪いものではなかったとしても、食べ過ぎてしまうとどうでしょうか。
食べ過ぎによるリスクを見ていきましょう。
ハリボーグミの食べ過ぎによるリスク





ハリボーグミを食べ過ぎるとどんな影響があるの?
ハリボーグミだけでなく、砂糖のたくさん入ったグミ・あめ・チョコなどのお菓子に言えることですが、食べ過ぎは以下のリスクを高めます。
- 虫歯
- 栄養不足
- 糖尿病(とうにょうびょう)
- 肥満
私も子どももお菓子が大好きです!



食べ過ぎに気を付けるためにも、リスクをしっかり知っておきましょう
①虫歯
虫歯菌は糖分をエサに、歯を溶かす酸を作りだします。ダラダラと食べ過ぎてしまうと、その都度歯を溶かす酸が作られるため虫歯のリスクが高まるのです。
以下は、虫歯になりやすいおやつをまとめた表です。


グミは虫歯になりやすいおやつと言えますね。
特にハリボーグミは固く、長い時間噛む必要があるため、より虫歯のリスクを高めます。
②栄養不足
子どもがお菓子を食べ過ぎて、ご飯をあまり食べてくれないなんてことありませんか?



我が家の子どもたちもお菓子が大好きで、食べ過ぎて夕飯を少ししか食べないことがたまにあります
私自身も、結婚前の一人暮らし時代は、好きなお菓子を食べ過ぎて食事の量を減らすこともありました。
ハリボーグミだけではありませんが、お菓子は食物繊維やビタミン・ミネラルが少ないです。お菓子ばかり食べていると、栄養が偏ってしまう原因となります。
また、ハリボーグミは噛み応えがあるので、よく噛むことで満腹中枢が刺激され、お腹がいっぱいになりやすいです。
たまになら問題ありませんが、日常的にハリボーグミやお菓子を食べ過ぎてしまうと栄養不足の原因になるので注意しましょう。
③糖尿病(とうにょうびょう)
ハリボーグミに含まれる砂糖やブドウ糖は、体内に吸収されやすく血糖値が急激に上昇しやすい食品です。そのため食べ過ぎてしまうと糖尿病になるリスクが高まります。
糖分が多い食べ物を日常的に食べ過ぎると、なぜ糖尿病のリスクが高まるのか、メカニズムを以下にまとめました。
- グミなど甘いお菓子に含まれる糖分により血糖値が急激に上昇する
- 血糖値を下げるために膵臓からインスリンというホルモンが出る
- 頻繁にグミなどの甘いお菓子を食べ血糖値が高い状態が続くと、インスリンが効果的に機能せず、血糖値が下がりにくくなる
- インスリンが効きにくい状態が進行すると、慢性的な高血糖状態が続き糖尿病のリスクが高まる
また、血糖値を下げるインスリンというホルモンは、脂肪を蓄える働きもあります。
甘いお菓子を日常的に頻繁に食べると、肥満と糖尿病のリスクを高めてしまうため注意が必要です。
④肥満



ついつい止まらなくなって1袋あっという間に食べちゃうわ…
ハリボーグミには水あめや砂糖をはじめ、糖類がたっぷり入っているので、食べ過ぎてしまうと太る原因となります。
1㎏体重が増えるのに必要なカロリーは、7,200kcalです。
私もお菓子が大好きなので、1日の中でハリボーグミだけでなくさまざまなおやつを食べてしまいます。
ハリボーグミに加え、クッキーやアイスなど1日の中でたくさん摂ってしまえば、当然カロリーオーバーとなり体重の増加につながってしまうのです。



ハリボーグミは1日どのぐらいまで食べていいんだろう?
ハリボーグミの適量について知るために、4種類の栄養成分を詳しく見ていきたいと思います。
ハリボーグミの種類別栄養成分と適量を解説


4種類の栄養成分について詳しくご紹介します。
- ゴールドベア
- ハッピーコーラ
- ミックスサワー
- グレープフルーツ
1日のおやつの目安は子どもも大人も200kcalです。
しかし、18歳ぐらいまでのおやつの目的は食事で摂りきれない栄養やエネルギーを補うことなので、200kcal全部グミを食べて良いというわけではありません。



1粒のカロリーもご紹介します!食べる際の参考にしてくださいね
それでは、栄養成分を見ていきましょう!
①ゴールドベア
ハリボーゴールドベアは1粒8.6kcalであるため、100kcal以内に抑えるなら11粒までが良いでしょう。
上記の結論となった理由を見ていきましょう。ハリボーゴールドベアの栄養成分をまとめました。


ゴールドベア | 1袋当たり(80g) |
エネルギー | 272kcal |
脂質 | 0.4g |
たんぱく質 | 5.5g |
糖質 | 61.6g |
塩分 | 0.06g |
1粒の重さを計りカロリーを調べてみました。


ゴールドベア1粒の重さは2.5gだったので、カロリーは8.6kcalです。
- 5粒・・42.9kcal
- 10粒・・85.7kcal
- 20粒・・171kcal
100kcal以内なら11粒も食べられます。
6種類のフレーバーを1粒ずつ食べたとしたら51kcalですね。



全種類の味が食べられるのなら、6粒でも十分満足できそうです♪
②ハッピーコーラ
ハリボーのハッピーコーラは1粒13.6kcalであるため、100kcal以内に抑えるなら7粒までが良いでしょう。
上記の結論となった理由を見ていきましょう。ハッピーコーラの栄養成分をまとめました。


ハッピーコーラ | 1袋当たり(80g) |
エネルギー | 272kcal |
脂質 | 0.4g |
たんぱく質 | 5.5g |
糖質 | 61.7g |
塩分 | 0.06g |
1粒の重さを計りカロリーを調べてみました。


ハッピーコーラは1粒4.0gだったので、13.6kcalです。
- 5粒・・68kcal
- 10粒・・136kcal
- 20粒・・272kcal
100kcal以内に抑えるなら、7粒(95.2kal)までにすると良いでしょう。
③ミックスサワー
ミックスサワーはさまざまなグミが1袋で楽しめます。1粒8.5kcal~26kcalとカロリーに差があるので、食べるグミにもよりますが4粒~7粒程度が適量と言えます。
上記の結論となった理由を見ていきましょう。ミックスサワーの栄養成分をまとめました。


ミックスサワー | 1袋当たり(80g) |
エネルギー | 271kcal |
脂質 | 0g |
たんぱく質 | 5.3g |
糖質 | 62.4g |
塩分 | 0.09g |
表面に酸っぱいパウダーがまぶされた、ゴールドベアやコーラアップなど5種類のグミが楽しめます。


上記の写真、左上の中央に穴が開いたグミは3粒しか映っていませんが、初めは4粒あったので合計18粒入っていました。



息子に即食べられてしまい写真に残せませんでした
それでは、1粒のカロリーを詳しく見ていきましょう。
個々のグミごとにカロリーは記載されていないため、1袋のカロリーとそれぞれの重さからエネルギーを算出しています。
グミの種類 | 1粒の重量 | 1粒のエネルギー |
---|---|---|
![]() ![]() | 7.5g | 26kcal |
![]() ![]() | 6.5g | 22.6kcal |
![]() ![]() | 4.0g | 13.9kcal |
![]() ![]() | 4.0g | 13.9kcal |
![]() ![]() | 2.5g | 8.7kcal |
ミックスサワーを初めて食べたのですが、グミの周りにすっぱいパウダーがまぶされていてとっても美味しかったです♪
組み合わせによりカロリーが変わりますが、大きいグミだけなら4粒程度、小さいグミと組み合わせるなら7粒程度食べられます!



上記のカロリーを参考に食べてみてくださいね
④グレープフルーツ
ハリボーグレープフルーツは1粒12.7kcalであるため、100kcal以内に抑えるなら7粒までが良いでしょう。
上記の結論となった理由を見ていきましょう。グレープフルーツの栄養成分をまとめました。
グレープフルーツ | 1袋当たり(80g) |
エネルギー | 280kcal |
脂質 | 0.4g |
たんぱく質 | 3.6g |
糖質 | 65.4g |
塩分 | 0.02g |
1粒の重さを計りカロリーを調べてみました。


グレープフルーツは1粒3.5gだったので、12.7kcalです。
- 5粒・・63.5kcal
- 10粒・・127kcal
- 20粒・・254kcal
グレープフルーツのグミは、ゴールドベアに比べ固さがそれほどないため、10粒ぐらいは余裕で食べれてしまいます。
ハリボー4種類の栄養成分や適量がわかったところで、次は食べ方を詳しくご紹介していきます。
ハリボーグミは食べ方が重要!意識すること4選


人工添加物を使用していないハリボーグミは、食べ過ぎやタイミングに気を付ければ、安心して食べられるおやつと言えます。
ハリボーグミの食べ方のポイントをまとめました。
- 時間を決めて食べる
- おやつの組み合わせを工夫する
- よく噛んで食べる
- 食べ過ぎない工夫をする
それでは見てきましょう。
①時間を決めて食べる
時間を決めずにダラダラ食べると、口の中が常に酸性になり歯が溶け虫歯になりやすくなったり、血糖値が乱れ太りやすくなったり糖尿病のリスクも上がります。
ハリボーに限りませんが、ダラダラおやつを食べるのは避け、食後や15時など時間を決めて食べましょう。
おやつを食べるタイミングで一番おすすめなのは食後です。
- 血糖値の影響が少なく、糖尿病のリスクを減らすことができる
- 食後だけと決めてしまえば、ダラダラ食べを防ぐことができ虫歯のリスクも減らせる
とはいえ、子どものおやつとして15時頃に与えたかったり、大人でも空腹時に食べたくなったりする時がありますよね。
空腹時に食べたい場合に気を付けたいポイントについてご紹介します。
②おやつの組み合わせを工夫する
空腹時、ハリボーグミのおすすめの食べ方は、たんぱく質や食物繊維(しょくもつせんい)の多いおやつと組み合わせることです。
糖質が多いおやつを食べると、血糖値の急上昇と急降下が起こります。
血糖値が下がると体は血糖値を上げなければならないため、空腹感を感じるように脳に指令を送ります。


胃にはまだ食べ物が残っていて本来は必要ないのに、血糖値が下がると食欲が刺激され、結果的に過食につながってしまいます。
上記の血糖値の急上昇と急降下は、たんぱく質や食物繊維の多い食品を一緒に食べることで防ぐことができます。
たんぱく質や食物繊維が多いおすすめのおやつをご紹介します。
たんぱく質や食物繊維が多いおすすめのおやつ
ハリボーグミと一緒に食べるなら、たんぱく質が摂れるヨーグルトや食物繊維が摂れるさつまいもなどがおすすめです。
以下に、ハリボーと一緒に食べるのにもおすすめなおやつをまとめました。
おやつ | 量と エネルギー | おすすめポイント |
---|---|---|
ギリシャ ヨーグルト ![]() ![]() 引用元 森永乳業 | 1個 99kcal | たんぱく質と乳酸菌が摂れる 特に高タンパクのギリシャヨーグルトがおすすめ |
チーズ![]() ![]() 引用元 Q・B・B | 1個 45kcal | 良質なたんぱく質が摂れる |
焼き芋![]() ![]() | 1/3本 163kcal | 食物繊維が豊富で腹持ちも良い |
カステラ![]() ![]() | 1切れ 157kcal | 卵の良質なたんぱく質が摂れる 脂質が少ないためケーキなどに比べカロリーが低い |
アーモンド![]() ![]() | 10粒 60kcal | たんぱく質と食物繊維が豊富 |
おやつとしてアーモンドなどのナッツ類もおすすめですが、子どもに与える場合は6歳以上からにしましょう。
理由は、6歳未満はアーモンドを嚙み砕く力が弱く形が残ったまま飲み込み誤飲していまう可能性があるからです。
成長期である18歳頃までは、おやつは食事の補助と考え、栄養とカロリーが摂れるものを選ぶと良いでしょう。
お子さんの成長の手助けにもなる、体に優しいおやつを紹介しているこちらの記事も参考になさってください。
大人であれば、低カロリーで満足できるこんにゃくを使ったスナックやせんべいもおすすめです。
食物繊維も多く低カロリーなので罪悪感なく食べることができますよ♪
\1袋たったの52kcal!食物繊維もバナナ2本分でしっかり摂れる/


③よく噛んで食べる
ゴールドベアやハッピーコーラは、とても固いグミなので十分な噛み応えがありますね。
よく噛んで食べると、だ液の分泌が増え消化を助けたり、満腹中枢を刺激し食べ過ぎを防げたりとメリットがたくさんあります。
噛むことのメリット | |
---|---|
だ液の分泌UP | 消化酵素が出て胃腸の働きを助ける |
脳の血液量UP | 脳機能の発達を促し、記憶力を高める |
満腹中枢を刺激 | 量を食べなくても満腹間を感じられる |
顔の筋肉を動かす | 顔の表情筋が鍛えられ、ダイエットにも |
甘いものが食べたいダイエット中のおやつなら、ゴールドベア5粒程度をゆっくりよく噛んで食べれば、ダイエットの手助けとなってくれます。
途中で飲み込まず、しっかり30回以上噛むことを意識して食べましょう。
④食べ過ぎない工夫をする
前述した通り、ハリボーグミの製品ごとにおすすめの適量があります。
食べ過ぎを防ぐためには、袋ごと持って食べるのではなく、お皿に出すのがおすすめです。
私はお気に入りのお皿におやつを出して食べるようにしています。



食べ過ぎを防げますし、お気に入りのお皿にすることで視覚的にも満足感が高いのでおすすめですよ♪
個包装のハリボーグミもおすすめです!
体に良い食べ方をご紹介しました。ぜひ参考にしてみてくださいね♪
\コストコの大容量ハリボー!個包装でいろんな味を楽しめて食べ過ぎ防止にもぴったり♪/


まとめ


- ハリボーグミの原材料は、人工甘味料などを使用しておらず、手作りに近い材料で造られている上に、添加物のほとんどが自然由来であるため、体に悪いとは言えない
- 着色料として使われているスピルナ青は、藻類からとれる天然の着色料で鮮やかな青色が特徴
- ハリボーグミの光沢剤は、ミツロウとカルナウバワックスという天然の成分を使っている
- ゴールドベアとハッピーコーラを日本のグミと比較したら、ゴールドベアは明治の果汁グミとほとんど同じ、ハッピーコーラは明治のコーラアップより添加物が少ないとわかった
- ハリボーグミの食べ過ぎるによるリスクは①虫歯②栄養不足③糖尿病④肥満
- それぞれのグミの適量は、ゴールドベアなら11粒・ハッピーコーラなら7粒・ミックスサワーなら4~7粒・グレープフルーツなら7粒
- ハリボーグミの体に良い食べ方は①時間を決めて食べる②おやつの組み合わせを工夫する③よく噛んで食べる④食べ過ぎない工夫をする
カラフルでかわいいハリボーグミは、体に悪いのではと心配になるかと思います。
ハリボーは100年以上も全世界で愛されているグミです。
原材料にこだわり、天然の着色料や光沢剤などを使用しています。安心して食べられるグミを造り続けてきたからこそ、100年以上も愛され続けているのだとわかりました。
いくら体に優しい食べ物だとしても、食べ過ぎてしまえば体に悪い影響を与えます。
ハリボー4製品の詳しいカロリーを調べたところ、100kcal以内の適量は十分に満足できる量でした。食べ過ぎを防ぐためにもお気に入りのお皿に出すか小袋タイプを選ぶと良いでしょう。
詳しい適量や体に良い食べ方もたくさんご紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
体に悪いのではと心配なあなたの不安が解消され、おやつ時間を存分に楽しむ手助けとなれたら幸いです。
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