2歳保育園を嫌がるなら休ませる?嫌な理由7つと休んでばかりにしないための対応方法を解説

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私には5歳になる息子がいます。息子が2歳の頃、時々保育園を嫌がるときがありました。

仕事の日は何とか保育園に連れて行きましたが、私がお休みの日はどうしたものかとよく悩んだものです。

保育園を休ませることは問題ないことで、他の仕事で忙しいお母さんも、2歳の子どもの精神安定のためによく取り入れているものでした。

保育園の先生も「嫌だからと休ませるのはおすすめしないが、お母さんが休みなら気分転換になるのでいいと思いますよ。」と言ってくれました。

2歳の息子は、嫌な理由はっきり言いませんでしたが、ちゃんと保育園に行かないといけないことはわかっていたようです。次の日は、嫌がることはなく登園できました。

この記事でわかること
  • 保育園が嫌なら休んでも大丈夫か
  • 保育園が嫌な7つの理由と対処法
  • 保育園を嫌がるようになったときの対応方法

時々嫌がることもありましたが、5歳の今は楽しそうに過ごしていますよ。

目次

2歳保育園を嫌がるから休ませると癖になる?

朝保育園に送り出すときは、みんな元気に「行ってらっしゃい!!」と見送りたいですよね。

ところが、毎日保育園に行きたくないと嫌がるようになると、少し休ませるほうがいいのではないかと心配になります。

2歳の子どもが保育園を嫌がるとき、休ませることは間違いではありません。休むときは無計画に休むことはせず、事前になぜ休むかを伝えてから休むようにしましょう。

子どもの登園渋りに悩むお母さんが、子どもを休ませていいのか悩む理由は①癖になるのではと心配②甘えでは?と考えることです。

①癖になるのではと心配

嫌がって泣くからと一度休ませると、「泣けば休める」と考える癖になり、何回も繰り返してしまうのではないかと不安になるお母さんも多いでしょう。

泣けば休めると癖になる事が心配であれば、行く準備をしたその日は笑顔で送り出し、予定を決めて休むようにしましょう。

特に休み明けは、心の準備ができず嫌がることが多いです。その日に休ませるか悩むこともあるでしょうが、まずは1日行ってみると決めましょう。

親がやっぱり行かせたほうがいいか、休んだほうがいいかと悩んでいると、その不安は子どもにも伝わります。休み明けはまず1日行くと心に決めて笑顔で送り出しましょう。

②甘えでは?と考える

2歳の子どもでも、毎日保育園に行かなければならないことはちゃんとわかっています。決して怠けたり楽をしようと思っているのではありません。

毎日2歳の小さな体で必死に頑張っているのです。

お母さんの都合がつくのなら、予定を決めて休ませるのもいいでしょう。その日1日は、子どもをいっぱい甘えさせてあげましょう。

たくさん甘えて”安心”を充電出来たら、自ら「明日保育園行く」とあっさり行けることもあります。

息子は自ら行くとは言いませんでしたが、嫌がることはありませんでした。

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2歳保育園を嫌がる理由7つと対処法

それでは、2歳の子どもが保育園を嫌がる理由は、どのようなことがあるのでしょう。

調べてみると、保育園を嫌がる理由として、以下の7つがあげられます。

保育園が嫌な理由
  • 体調不良
  • お母さんともっと一緒にいたい
  • 先生や友達との関係
  • 苦手なことや行事がある
  • 環境の変化
  • イヤイヤ期
  • 休み明け

息子もそうでしたが、2歳の子はうまく嫌な理由を伝えることができず、はっきりした理由がよくわかりませんでした。

どれか1つという場合と、少しずついろいろなことが積み重なって嫌になる場合があります。

それでは1つずつ見てみましょう。

①体調不良

風邪のひきはじめや体力的·心理的に疲れが蓄積されると「なんとなくだるい、行きたくない」となる事があります。大人と同じですね。

2歳では、痛い場所があることやしんどいことを、言葉にして表現する事は難しいことが多いです。

なんとなく様子がいつもと違う気がするけど熱はなく、保育園に送って行くと、すぐに「息子ちゃん、熱が出ています~」と電話がかかってくるなんてことはあるあるですね。

息子は熱が出る前、片目が二重になる事があります。子どもの変化に気が付いても、発熱などの症状として出てからでないと受診は難しいですよね。

対策としては、うがい、手洗いをしっかりすること、十分な睡眠を心がけることです。

それでもやはり保育園に行っていると、よく風邪をもらってきちゃいます。

②お母さんともっと一緒にいたい

保育園を嫌がる心理的な理由に、「お母さんともっと一緒にいたい」という気持ちが最も多いです。

保育園では楽しそうに遊んでいるように見えても、やっぱり子どもはお母さんと一緒にいる時が一番安心するのですね。

妹や弟が生まれたばかりだと、どうしても親は赤ちゃんのお世話に手を取られます。今まで自分だけがかまってもらえた分、保育園は楽しくても、もっとお母さんに甘えたい時があります。

2歳の子にとってお母さんと離れて過ごすということは、大きなエネルギーがいることをわかってあげましょう。

保育園に迎えに行くときは、頑張りをいっぱい褒めてあげましょう。

③先生や友達との関係

先生に怒られた、友達と喧嘩した、友達に嫌なことを言われたなど、人間関係で嫌なことがあったときにも行きたがらないことがあります。

原因がはっきりとしてるため、理由がわかったら解決しやすいです。

保育園は、自分や家族以外の人とコミュニケーションをとる練習の場でもあります。価値観の違うお友達がいて当然です。

自分の思い通りにならない時にどうするか、先生に怒られたのならなぜ怒られたのか、一緒に考える時間を持てるといいですね。

④苦手なことや嫌なことがある

お給食を全部食べないと怒られる、夏であればプールが嫌い、運動会や発表会の練習が嫌いなど、苦手なことがあると行きたくない気持ちも強くなります。

また、嫌いなことには部屋の照明やにおいなど、物理的なことも関係します。

このような場合は、一度先生に相談が必要です。物理的なことなど、改善が難しい場合は転園も含め考えていかなければなりません。

まずは、どのようなことで困っているか、ゆっくり聞いてあげるようにしましょう。

⑤環境の変化

新しいクラスになったばかり、大好きな先生が辞めてしまった、仲の良かったお友達が引っ越してしまった、など周りの環境が変わり行くのが嫌になることがあります。

そのような変化を、2歳ではすぐに理解できず、戸惑っていることも考えられます。理解できずにいるときは、絵本などを使い、わかるように伝えてあげましょう。

環境の変化については、時間とともに少しずつ慣れてきます。新しいお友達ができることもあるでしょう。それまでは、励まして行かせてあげましょう。

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⑥イヤイヤ期

イヤイヤ期のピークである2歳児では、何をするにも「イヤ‼」と反抗的な態度をとることが多く、保育園に行くのを嫌がることがあります。

イヤイヤ期の子どもは、何でも自分で決めたい傾向があります。言い聞かそうと怒ったり、無理に説得したりすると、もっと怒り出し、収拾つかないことになりかねません。

選択肢を与え決めさせてあげると、自分で決めたことで満足感を感じ、ほかの事柄がスムーズに進むことがありますよ。

服装や保育園までの通り道を選ばせることで、うまくいくときもありました‼

⑦休み明け

連休明けは特に保育園を嫌がることが多いです。

GW明けでは、4月から頑張ってきたところに休みがあり、なかなか気持ちを切り替えるのは大変です。大人と同じですね。

休み中は寝る時間や起きる時間が遅くなり、生活リズムが乱れがちです。普段行きしぶりのない子でも、連休明けや長期休暇後は嫌がる子が多いです。

休暇中も、生活リズムが大きく変わらないようにしてあげましょう。

2歳保育園を休んでばかりにしないための対応方法

仕事を休んでばかりいられない時に、2歳の子どもが保育園を嫌がるようになったら、親もどう対応していいか悩んでしまいますよね。

子どもが保育園を嫌がるようになった時は、すでに自分なりの我慢を蓄積している状態なので、すぐ何らかの対応を示すことが望ましいです。

休んでばかりにしないためには、次の5つポイントがあります。

登園拒否を長引かせない対応の仕方
  • 子どもの気持ちに共感する
  • 休ませるか休ませないを決めたらブレない
  • 保育園の先生と仲良くなる
  • 理由は子どものタイミングを待つ
  • 寝る前にハグタイムをつくる

2歳では、理由をきちんと理解してあげることが難しいこともありますが、親の対応の仕方で子どもを安心させることができます。

それでは詳しく見ていきましょう。

①子どもの気持ちに共感する

子どもが保育園を嫌がるようになったとき、まず何よりも大切なことは、子どもの話をよく聞き、「保育園嫌なんだね」と共感してあげることです。

この「保育園が嫌だ」という気持ちを親がわかってくれたと感じることで、子どもはまず安心します。

共感の言葉を示さないまま、「○○ちゃんも来てるよ」「今日○○するんだって」と楽しみなことを伝えても、子どもは親が「保育園が嫌」という気持ちをわかってくれていないと感じ、不安になります。

また、「昨日は頑張って行けたよ」という声かけも、昨日はよかったけど今日はダメだと言われているように感じるでしょう。

他のことで紛らわせたり、比べたりせず、まずはしっかりと言葉で「保育園嫌なんだね」あなたの気持ちはわかったよと伝えてあげることが大切です。

②休ませるか休ませないを決めたらブレない

休ませるか休ませないを決めたら、自分の判断を振り返って迷わず、決めたとおりに進めましょう。

あなたが迷うと子どもは不安になります。休ませるかどうかの判断に、正解はないのです。

子どもをずっと見てきているあなたの判断は、間違っていません‼自信をもっていきましょう。

休ませるときは思いっきり楽しむ

先に述べた通り、保育園を休ませてあげられるときは、計画的にお休みするのもいいですね。

子どもと1日しっかり向き合って、いっぱい甘えさせてあげましょう。

保育園を休んだからといって、楽しいことを自粛することはありません。大好きなお母さんと一緒に過ごすことで子どもの心は充電されます。

休ませないときは笑顔で見送る

子どもが保育園を嫌がるときでも、仕事が忙しかったり、家庭環境によっては、休んでばかりいられないことも多くありますね。

保育園に着いたら「お母さんもお仕事頑張るね!夕方必ずお迎えに来るから、保育園楽しんで‼」としっかりハグしてあげましょう。

子どもがずっと泣いているときは心配になりますが、先生に引き渡したら、笑顔ですぐ仕事へ向かいましょう。

仕事があることで休ませてあげられないと、申し訳なく思うこともあるでしょうが、そんなことを思う必要はありません。

頑張っている親の姿を子どもは必ず見ています。お休みの日にしっかり甘えさせてあげましょう。

お迎えに行った時は、1日頑張れたことをたくさん褒め合います。

③保育園の先生と仲良くなる

子どもが保育園を嫌がるときは、保育園の先生とお家や園での様子を互いに共有できるようにしましょう。

先生に家での様子や、登園拒否があることを伝えておくことで、すぐに嫌な理由がわからない時も、今まで以上に気にかけてみてくれるようになるでしょう。

子どもにとっても、保育園に自分を気にかけてくれる人がいると、保育園は安心できる場所になっていきます。

④理由は子どもが言ってくるタイミングを待つ

2歳の子どもは、保育園に行きたくない理由の説明は難しいものです。理由がわからないからと、何度も聞くことはやめましょう。

子どもから保育園が嫌な理由を話してきたときは、しっかり話を聞き共感してあげましょう。

親がわかってくれているという安心感は、子どもを強くさせてくれます。

⑤スキンシップを多めにとる

大好きなお母さんとスキンシップを取ることで、2歳の子どもの気持ちは落ち着き安定します。

何を言っても怒るとき、ただ黙って膝に抱いてあげることで、子ども気持ちは少しずつ落ち着いてくるでしょう。

おすすめは寝る前のハグです。朝は忙しくても、夜寝る前にゆったりとした気分でぎゅ~っとハグしてあげると、安心感と幸福感の中で眠りに入れます。

この安心感と幸福感は、子どもをの心を安定させ、子どもが頑張ろうとするエネルギーになっていきます。

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まとめ

  • 2歳の子どもが保育園を嫌がるとき休ませることは問題ない
  • 休むときは無計画に休むことはせず、事前になぜ休むかを伝えてから休むようにする
  • 2歳の子どもが保育園を嫌がるのは、怠けたり楽をしようと思っているのではない
  • 子どもが保育園を嫌がる理由としては主に、①体調不良②お母さんと一緒にいたい③人間関係④苦手なことや行事がある⑤環境の変化⑥イヤイヤ期⑦休み明けなどがある
  • 登園拒否を長引かせないことに一番重要なことは、子どもの気持ちをよく聞き共感すること
  • 登園拒否を長引かせないためには、休ませるか休ませないを決めたらブレない、子どもの様子を保育園の先生と共有していく、理由は子どものタイミングを待つことが大切
  • 寝る前にハグタイムをつくると、子どもの心は満たされる

2歳の子どもが保育園を嫌がると、なかなか理由もわからず休ませるかの判断も難しいですよね。

2歳でも保育園に行かなければ駄目なことはわかっています。そのうえで行きたくないという子どもの声を、まずは受け止めてあげることが大切です。

保育園に行けるようになったと思えば、また嫌がることもあるでしょう。一喜一憂せず、成長の過程であると長い目で見守りましょう。

休ませる時も休ませられない時でも、1番近くで子どもを見てきたあなたの判断は間違っていません。自信を持って子どもに接してあげてください。

いつかお子さんが、園生活を楽しめる日が来ることを願っています。

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